春の季題

春の野はクレヨン散らしたるごとし
春の野原はいろいろな花が咲き乱れ、また、その花々を見に出かける人の服装の様々な色で満ちあふれる様を詠みました。

気くばりは子育てのやう挿木かな
挿木を鉢に植え、日の当たるところに、風を除けたりで移動させ、気を遣います。どうか根付きますように祈る気持ち、そんな気持ちを詠いました。