自宅オフィス


事務所を自宅に引っ込めて1ヶ月になります。狭い部屋に机2台とコピー機をいれて、座っていても物を取れる便利さ(笑)。私の机ですがPCも場所を取れませんのでモニター一台でmacwindowsの切り替え。故にキーボードが2台。
自宅に引っ込めたのは仕事減少による経費節減のためです。販促やイベントの企画立案実施運営する仕事はハレ(晴れ)の仕事。景気が良くないと苦しいのです。企業も不景気であると一番に削るのは広告宣伝費なものですからね。
バブルがはじけたときはそれでもなんか未来を感じ取れましたが、このところの不景気の空気は澱んでいて、先が見えません。
地震が起きて日本が世界から敬遠され国際会議も無くなりました。でも我が社の場合は地震ばかりの所為ではありません。こちらは自営業ですから定年がありませんが、クライアントの企業には定年があるのです(当たり前のことに気づきませんでした(涙))。プロジェクトを組ませてもらっていい仕事をさせてもらった人々が続いて定年となりました。あっちの会社もこっちの会社も重なって。その後継者の部下達もいわゆる派閥争いに巻き込まれ退職したりなんやかや。痛たたたぁ〜。零細企業はまさしく吹けば飛ぶんでございますの。
大分落ち込んだ日もありましたが、でも、いいや。自宅オフィスからスタートしたんだからそこに戻っただけ。仕事も少ないながら続いています。ぼっちぼっちやっていきましょう。
若い働き盛りの同業者にはなんとかなればいいと願わざるを得ません。こういう業界のプロでありながら仕事が無くてアルバイトをしている人。仕事ありませんか?と電話貰ってもこちらも仕事が無くてお互いが慰め合って辛い思いを。
こういう業界ではオリンピックの開催には希望が持たれます。世間ではいろいろ批判的な意見も多いですが、われわれイベント業界には久々のハレの仕事が出来るのですから。そりゃ期待に胸が膨らみます。この苦節の日々から抜け出したいですものね。
人にはそれぞれの思惑と現状があり一概に白黒決めつけられない事情を抱えて生きて居るんです。あぁ人生は。。。。えっ、哲学する私は似合いませんか(笑)