池上本門寺 「お会式」


池上本門寺は家から歩いて15分くらいの所にあります。池上本門寺日蓮聖人が1282年10月13日に61歳で入滅された霊跡。毎年10月11・12・13日と三日間「お会式法要」が行われます。12日の夕刻から「万灯練り行列」が池上の町を練り歩き本門寺にたどり着きます。丁度土曜日ですので久しぶりに出掛けてみました。










何故に万灯かというと、日蓮聖人が亡くなられた時、庭の桜が咲いたという言い伝えがあり、紙で作った造花を桜に模して灯明をつけ宝塔にしています。全国から集まった百数十の講中がそれぞれの万灯で練り歩きます。万灯を先導するのが纏。太鼓・鉦・笛の軽快な音色にのせられて纏が舞い万灯が進んでいきます。いつもながら纏を振る男衆ってカッコイイですね。惚れます!














表参道には96段の石段があります。ここを万灯は上がっていきます。万灯基は道を練り歩くときは車が付いているのでコロコロを引っ張って進みのですが、階段はそうはいきません。若い者が持ち上げる役目。お年寄りはハッパを掛ける役。我々参拝者も声を掛けながら石段をあがります。
池上の街中が人の波。牛歩的にしか進めません。でも来た以上この階段を上がってお参りせねば。階段はさすが規制をかけます。
たくさんの警察官がでています。お会式DJポリス(?)が安全にと呼びかけています。「慌てないでください。急がなくても三途の川はマーメイド。待っていてくれます」とは言ってないですけど(笑)
屋台も凄い数。東京中の的屋さんが集まった感じ。我々も焼きそばとおでんとビールです。
なんだか一生懸命焼きそばをコテでさばく的屋のお母さん、いいですね。手伝う女の子も龍柄のTシャツなど着てらしいのです。一般の家庭の子より親の手伝いをこの子達の方がしているんじゃないかと思いますよ。それはそれでいいことだわとひとり納得しビールが美味しいのです。