春告げる野の花


茶道具屋さんの茶会 初午会に先生にお誘いいただき行って参りました。さすがお道具屋さんの茶会だけあってお道具は名だたるものばかり。堪能させてもらいました。社長の所蔵品と思うのですが、お客様から所望があればお売りするのかな???と思ってしまいます。これだから貧乏人はいけませんね(笑)。
点心席にはこの春の寄せ植えが飾られていました。すみれ・つくし・ふきのとう などなどまるで野に咲く如く活けてあります。すみれはほんとうの日本のすみれだそうです。子供の頃はすみれもつくしも摘んでおままごとをしました。この時代になって思えば贅沢な時を過ごせたものです。ふきのとう、てんぷらにしたら美味しそう!!!これだからくいしんぼうはいけませんね(笑)
点心席の床には伊藤若沖の「伏見人形」の掛け軸がありました。若沖といえば美術館で見るダイナミックな絵ばかりですが、可愛い優しい人形を描くなんてと新しい発見です。有り難うございます。





老雛(おいびな)の
半時で済む
宴かな


桃の節句には毎年ちらし寿司を料ります。夫婦二人のいつもと変わらない食事ではありますが、目先を変えて和室でちょこんと座って。夫も体が丸くなって確実に一つ歳を取ったと思うのです。夫は妻も白髪が増え一つどころか三つ歳取ったようだと思っているかもです。もうちょっと目先を変えましょう。日本酒ではなく白ワイン。
でもねやっぱり小手先変えてもそうそう沢山の時間は過ごせません。いつものふたりの食事となるのです。でもまあ、こんな時間も必要かと。
ちらし寿司、たくさん作りましたが残りは冷凍保存し、解凍〜チンをして蒸し寿司でいただきますがこれがまた美味しいです。