山梨県北杜市 川俣川渓谷トレッキング

この8日土曜日朝5時過ぎ出発で中央道に入ります。お盆休暇の幕開けか、渋滞までとは行かないけれど車の量は多い。しかしそれは覚悟の上。
スタート地点の吐竜の滝の駐車場に9時前に到着。
ここのハイキングは4〜5回目ですので慣れています…のつもり。道のりも長くなく脚にも負担は少ないです。
吐竜の滝より川俣川沿い上流に向かって東沢大橋に出て、清泉寮に行き、そこから循環バスで吐竜の滝の駐車場に戻ります。



何度も滝の写真は載せているので滝の苔や花をアップで。今回は急がずのんびり景色を楽しみながら行きましょうとの夫のコンセプト。はい、合点だ! ゆっくり滝も眺めましょう。




川俣川の流れの音が近くなったり遠くなったり、赤丸や赤矢印、赤いひもを頼りに進みます。あら倒木が!でも大丈夫、ワタクシ、脚長いんでございますのよ。難なくまたげましてよ。あっ、足の短いそこのあなたは無理せずくぐってくださいね。見栄はらないでいいですからね(笑)


ゆっくりのトレッキング、ふだん気のつかない花や石に目がいきます。小さなケルン。作った人の愛らしさ、感じましょう。


滝や岩の多い渓谷歩き。しかしこの天井岩だけは毎回、すごいなぁ〜と感嘆します。この中に入ると少しひんやりします。でも崩れたら…の恐怖もつきまとい、この中でゆっくりコーヒータイムという度量はありません。崩れるなんて事ないのでしょうが。


天井岩の先に進んで、事故が。
川に近づいて冷たい水で顔を洗うのも楽しみの一つ。私平たい岩に足を進めたのですが、すってんころり仰向けに転びました。結構大きな音がしたと夫はいってます。リュックを背負っているのでクッションとなり頭を強打することは無かったのですが、お尻と左手が痛くしばし動けません。特に左手が。夫は「K子が転んだ!」とパニクリ状態で大きな声で叫びます。「お願いだから、その声止めてくれる」と私。
呼吸を整え夫の助けを受けて立ち上がります。尾てい骨は痛いけれど歩けます。
とにかく左手首が。持参していた凍らせたペットボトルを手にあてがい冷やします。渓谷沿いの歩きは断念して県営牧場の脇を通る平坦なルートにして東大沢まで出ます。その間の登りは尾てい骨に響き痛かったです。
東大沢の車道に出てタクシーを呼び、地元の整形外科に行きました。左手の親指の根本が膨らみレントゲンの結果骨折。尾てい骨は打撲ですんでいるらしい。応急処置で左手は固定してもらって楽になりました。東京の整形外科あてに紹介状を書いてもらって帰路に向かいますがさすが中央道の渋滞で尾てい骨の打撲で座っているのが辛く時間が長く感じました。
日曜をはさんで今朝整形外科に行き、改めてレントゲンを撮り、どこの骨が骨折しているかしっかり説明を受け、本格適に固定。尾てい骨はやはり打撲なので日薬で治るとのこと。でも結構割れているので何度も転んだ?と先生。そうです、大事に至っていませんが何度も転んでいます。
利き手の右でなかったのは幸い。でも料理はできないし、パソコンも右手で大忙しの打ち込み。

きっと、「ワタクシ、脚長いんでございますのよ。難なくまたげましてよ。あっ、足の短いそこのあなたは無理せずくぐってくださいね。」なんてすかしたこと言ってるから天罰ですね(笑)
肝に銘じます!!