どうですかねぇ〜69

茶道ではネイルやアクセサリー類(特に時計や指輪、ネックレス)は身につけてはいけません。全てお道具に傷を付けるといけないからです。ネイルもちょっと前まですぐはげて、擦れると色が移ったんですよね。しかし昨今はジェルとなり3週間は持ち、そんじょそこらでは落ちない優れものが登場し、女性には嬉しい限りです。
ですので、アクセサリー類はともかくお稽古の時にはジェルネイルは先生も大目にみてくれています。働いている女性が多いので「手先も綺麗に」はご理解いただいております。
但し、茶会時にはオフして参ります。

そこで先生がお話しなさったのは、西洋では身分の高いご婦人、お金持ちのご婦人はネイルとイヤリングはその象徴であったと。ネイルは分かりますよね。つまり台所仕事は「召使いがいたしますので、私はしませんことよ」の表れですのでね。
しかしイヤリングはどうしてでしょうね? ネックレスや指輪ではなくイヤリングである所以は。

推察としては、あちらは客船での旅行が多く、難破事故が起きた場合、助けるのはお金持ちから。それは上等な装身具を付けている人から助けると聞いたことがあるのでそれかもと。確かに、海に落ちたら見えるのは顔、つまりはイヤリング??
また他の推察としては、冬場コートを着るとネックレスは隠れ、見えるのはイヤリングだから??

真相は分かりませんが、どうですかねぇ〜、じゃらじゃらアクセサリーで飾り立てても、やはり耳元でひらり光る大粒のダイヤモンドに、全て適うモノ無しですかねぇ〜。
まぁ船旅するわけでも無し、いいんですけどね。