新盆で塩竃へ

新盆や手をとりあふて睦まじく

塩竃の義父母の新盆です。去年の中秋から晩秋にかけて相次いで他界した両親。仲良くふたりで戻ってきましたよ。
義母に教えてもらった夫の好きな料理を二品つくりお供えしました。そして薄茶も点てて。嫁として出来ることはこれくらいしかできませんが、許してね。
棚経で住職、ふたりの戒名を読み上げるのに身を乗り出して位牌の文字を追っていたことも許してね。住職も檀家周りでお忙しい。
ひとまずは、新盆も無事終えることが出来て、兄弟も我々もほっとしました。
仙台や塩竃は日中の気温は東京と変わりませんが朝晩は涼しく、タオルケットでは寒く夜中に毛布を掛けるほどです。あちらは盆を過ぎると急に涼しくなるようです。



義母が足腰の丈夫なときには通っていた梅の宮神社にお参りしました。小さな小さな神社です。いつ来てもだあれもいない。賽銭箱も蜘蛛の巣がはっています。
またげ石(子授けの石)。授子祈願はその昔下々にも許され、子宝の薄い夫婦が揃ってまたげば子宝に授かるとの言い伝え。
しかしながら、日本の神教も直接的ですねぇ〜。あっけんからんとしてませんか、またぐんですもの。いかにも効き目ありそうって感じ。あっ、余談です、ごめんあそばせ。








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さて、新盆も終え、緊張もほどけ帰りは仙台駅ビルのすし通りにある、気仙沼あさひ鮨でお昼を。名の付くとおり気仙沼で捕れる魚介類中心の鮨屋さんです。気仙沼といえばフカヒレ。はいヒレ酒をいただきましょう。香ばしき匂いがぷ〜ん。










あては、ホヤ酢、そして写真の「気仙沼トリオ」。左からマンボウ刺し、もうかの星(モウカサメの心臓)、コワタ。もうかの星は薄切りのニンニクをのせ醤油でいただきます。マンボウ刺し、コワタは酢みそで。お酒が進みます。





今日のメインのお寿司はこれです。ふかひれ三昧。左からふかひれ寿し姿、元祖ふかひれ寿し、ふかひれ煮こごり。どれも味が付いているのでそのまま食べます。ふかひれ好きにはたまりませんでした。
あとはさんまとしめ鯖の握りをいただきましたが、さんまの刺しは地元ならではの新鮮さ。今朝漁をして運んだものとのこと。東京では味わえない新鮮さでした。
ご馳走様でした。