大阪&京都 小旅行

10/18より10/23まで大阪は長男夫婦を訪れての小旅行。まぁ滞在中はずっ〜と雨。帰り際には台風のおまけまでついて。。。
着いた夜はお嫁ちゃんと二人で新地のバー2軒へ。古くから知っているバーテンダー。久しぶりの再会でした。


翌日はお嫁ちゃんが休みを取ってくれて二人で京都へ。最初は建仁寺。京都最古の禅寺。俵屋宗達風神雷神図屏風を拝見し、写真の法堂(はっとう)天井図「双龍図」を。この図は新しく2002年の創建800年を記念して描かれました。小泉淳作の筆によります。お昼の予約が11:00なので急ぎ足で見学。




五条大橋にある「半兵衛麩」の「むし養い料理」をいただきました。予約しか受け付けていないらしいです。しかも1時間と時間制限あり。まぁお昼ですしお酒飲まないし1時間で十分ですわね。店名通り麸とゆばづくしのお料理。なま麸の田楽やみぞれ椀、生ゆばなどどの料理も美味でした。ちょっと構えたお店では料理の写真は遠慮するのが大人かと写真はないです。ごめんあそばせ。


そのあと京都国立博物館の「国宝展」へ。すごい人で頭越しにしか見られなくてそれだけでも疲れてしまいました。大徳寺所持 曜変天目茶碗が見られたから良しとします。以前に静嘉堂文庫、藤田美術館、そして残る1点今回の大徳寺所有、これで世界三大曜変天目茶碗を全て見られたことになります。とても満足でございます。
そのあとお嫁ちゃんの実家の浄土宗総本山である知恩院へ。お嫁ちゃんはなにげに有無を言わせず本山を案内します(笑 東京は増上寺)。決して嫌ではありませんよ。法然上人の威光は続いているのでございます。

南禅寺近くにあります名勝「無鄰菴(むりんあん)」

広すぎることなく苔生す庭園が美しい。山縣有朋の別荘。1941年に山縣家より京都市に譲渡されたとのこと。簡素な木造二階建ての母屋から庭を眺めるひとときは極上です。洋館もありましてそこでは山縣、伊藤博文桂太郎小村寿太郎の4人によって日露戦争直前の会議を行ったとのことです。観光客は少なく穴場です。

博物館から知恩院まではタクシーを使いましたがあとはほとんど歩きです。白川沿いの行き帰りは京都らしい風情を堪能。18000歩歩きましたよ。正直ちょっと疲れた。