乗鞍岳

 7月末、かねてより行きたいと思っていた乗鞍岳に行ってきました。日本百名山のひとつで、「北アルプス飛騨山脈)の南端に位置し、剣ヶ峰(3026m)を最高峰に、23の峰と7つの湖、8つの平原からなる中部エリアを代表する名山です。初心者や上級者まで楽しめる、数々の登山コースの他、お花畑散策道、ご来光、星見など、自然の楽しみ方も盛り沢山!」との案内に心惹かれていました。
乗鞍観光センターの駐車場に駐車してここよりバスまたはタクシーにて乗鞍岳畳平バスターミナル(標高2702m)まで上がります。なので楽ちんなのです。剣ヶ峰まで標高差324mなので登れないことないかなと期待しつつ。無理をせず20分ぐらいで登れる大黒岳や富士見岳でいいとも思っていました。
1時間に1本のバスは出たばっかりだったので、1組のご夫婦と相乗りでタクシーで行きました。運転手さんにガイドをしてもらいながらで良かったです。
畳平バスターミナルに着き、さぁ登りましょ。剣ヶ峰までの途中に大黒岳・富士見岳がありますので寄りながら。

鶴ヶ池の向こうに見えるのが大黒岳。ところがどっこい、胸がきゅ~んと痛くなって足元もふらつきます。大黒岳のほんの入口で、そこから先に進めません。高山病ですね。これはいかん。夫だけで進んでもらって、私はベンチのある所で休憩。

夫が大黒岳より写した写真です。畳平のバスターミナル。

大黒岳の山頂標識

烏帽子岳。靄がかかって幻想的な写真となっています。

少し休んで気分も良くなったので、富士見岳に登ろうかと試してみましたが、少し登ると苦しくなります。今日は諦めたほうが良さそうです。
富士見岳の登り口には右左にコマクサが群生していました。こんな見事な群生は初めてです。これだけで良しといたします。花が馬の顔に似ているから駒草(こまくさ)と名付けられました。高山植物の女王と言われています。
女王が馬の顔、、、、と思ってしまいますね(笑)。

高山病はなかなか回復せず、これは降りなければ駄目と思い、近くの花々を写してバスで下山することにしました。

ハクサンイチゲ・イワギキョウ・コマクサ・イワツメグサ・ミヤマキンバイ

※8/12追記
乗鞍高原三本滝

上高地明神岳三峰