ウクライナ・グランド・バレエ「SWAN LAKE ON WATER」

8/10東京国際フォーラム ホールAの公演に行ってきました。ウクライナ・グランド・バレエの初来日。チケットの一部はウクライナに寄付されます。
〜ついに、ほんとうの水を得た『白鳥の湖』と副題にあります通り舞台に浅く水を張り踊ります。これは大した演出です。目を見張ります。
バレリーナが本当の白鳥に見えてきますから、やはりバレリーナの技ですね。とにかく腕が長く動きが優雅。 白鳥のオデットと黒鳥のオディールの二役を一人のダンサーがこなすのが『白鳥の湖』の大きな特徴ですが、ダンサーには性格の違う二役をイリナ・ハンダジェフスカーがオデットの可憐さとオディールの妖艶さを見事に踊り分けました。
振付・演出のヨハン・ヌスは水の演出について「ダンサーが鳴らす水の音は新しい楽器」と語っています。映像を使った演出もこれからの主流になるような気がします。

演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。指揮は渡邊一正(当初予定の指揮者ノルムンズ・ヴァイシスが急病で、渡邊一正が出演することになりました)。