田崎美術館に行ってみました。
田崎美術館は、文化勲章受章画家田崎廣助が戦前、戦後を通じ第二の故郷として愛した軽井沢に自己の作品を永久保存展示するために作られた美術館です。これは、田崎廣助の遺志でした。
とあります。田崎廣助は山の絵が多く、富士山や阿蘇山、そして浅間山を描いています。このポスターにもなっている浅間山はサイズは大きくありませんが力強く圧巻でしたよ。
広くはありませんが建物はモダンで素敵でした。
当館は原広司氏設計による積乱形の屋根、幾何学的な壁面構成で、軽井沢の自然にマッチした華麗かつ斬新なつくりで、中庭を囲み、展示室、資料室、応接室、研究室そして広くレイアウトされたロビーなど機能的にもすぐれており、昭和61年日本建築学会賞を受賞いたしました。
どうりで、原広司さんといえば京都駅ビル ・梅田スカイビル ・札幌ドーム ・飯田市美術博物館などを設計された建築家ですもんね。
話は変わりますが、この美術館も冷房はなしです。他にも蕎麦屋さん、立ち寄り湯など行った施設はほとんど備わっていません。昔は涼しくてそんな必要なかったのでしょうね。朝晩はともかく真っ昼間は避暑地とはいえ、さすがこの頃の猛暑では冷房が無いと苦しいです。
