長野・群馬のうどんと蕎麦

 池の平を歩き終えて草津温泉の立ち寄り湯に足を伸ばしました。車で1時間ぐらいで行けます。「大滝乃湯」で汗を流し、施設内にある食事処で群馬名物の「ひもかわうどん」を食べました。幅が5cmくらいありますね。美味しいのですが、どうにもこうにも食べにくい。すすれないんです。箸からするりと逃げてつかめない。やがて食べるのに疲れてしまいました。つけ汁は美味しかったです。

滞在中雲が多く浅間山を見ることはできませんでしたが、帰る日に雲が切れる時間があったので、浅間牧場に寄りました。見事に浅間山が見えました。標高2,568mの独立峰。活火山で火口周辺には近寄れないようです。


浅間山も見えたし心残りなく帰ることができます。その前に小諸市に寄って蕎麦を食べることに。前回は「丁子庵 」に寄りました。なかなか人気のお店でお客さんはいっぱいでした。この近くに「そば七」があるので今回は「そば七」さん。
うん!? 昼時というのにお客さんはいない。立派な本陣づくりの建物に広々とした店内。「浅間山麓で栽培した玄そばのみを使用し、生産者の顔が見える地粉100%の手打ちそば屋」と紹介しているのに。
メニューに数量限定「手びきざる」を注文しますが1人前しか残ってないとのこと。残念感ありありの夫は「じゃ手びきざるとはずれのざるを」とつい口に出てしまった。寡黙な職人風の店主はさすがに「はずれって、、、、」と。「はずれって、そりゃ失礼でしょ」と私も思った。夫は「失礼しました。ざるを」と平謝り。それで店主も機嫌を直してくれたようで、「注文されたそばがきは手びきそばで作っているので、味わっていただけますので」
本当に失礼な夫であるよ! 夫も深く後悔してますんで許してやってください。帰りの車中では失敗談となり笑い草になりました。蕎麦は手びきも普通の蕎麦もこの上なく美味しかったです。
「丁子庵 」と「そば七」さん、どちらも遜色なく蕎麦は美味しいのに、お客さんの入り具合の違いは何でしょうね。最後まで私達だけでした。私なりに考えてみるに「丁子庵 」はメニューが豊富。天ぷら、とろろなど普通の蕎麦屋にあるメニューが揃います。「そば七」さんはそういったものは一切なし。蕎麦一本で勝負というところでしょうか。
家族つれで来た場合などやはり天ぷらは欲しいかもですね。小諸は蕎麦で売っているところなので観光客にはメニューいっぱいの方が受けるでしょう。
今度も「そば七」さんに寄ろうかと提案しましたら、夫はまだまだ他にもお店があるから、、、と。