小田原 桜紀行

桜好きの夫、もう桜の時期になりますとうずうずしだします。関東はどうも29の日曜日が良さそうですが、予報では雨。28の土曜日に出かけました。かといって、山梨や長野のハイキングを兼ねた遠出コースはまだまだ開花はしないようなので、近場に。



小田原の長興山紹太寺しだれ桜を目指します。駐車場より少し歩きますが、きつく長いお寺の階段の男坂は止めて、かといって近道の車道はなんなので、林の中を歩ける女坂がありますのでそちらを選択。木々の中を抜けて多少の山歩き気分を味わいましょう。











20分くらいの歩きで、お目当てのしだれ桜が薄紅色の花を付けてお出迎え。満開でしたね。あなうれし。江戸時代初期に小田原藩主の稲葉正則が植えたと伝わっています。樹齢330年は越す見事な1本桜。茶屋で草団子を買い求めしばし休憩。やはり花見にはだんごですよね。しかし夫はおでん、朝の10時に…… いいんですけどね。





あたりを少し歩いて、次なる目的地は小田原城址公園。染井吉野が350本植わっているとのこと。

う〜ん、さすがに桜はまだ三分咲き程度でしたが花見客で賑わっています。ただし昼間なのかファミリー花見が多く宴会にはなってなくてほほえましい。手作りのお弁当でほっこりします。
私たちは先ほどの茶屋で買い求めたさくらおにぎりと土筆の煮物(土筆はちょろっと、ほとんど糸こんにゃくと油揚げでしたが)でお昼。桜の下ではなく松の木の下で。この日は20度くらいあったのですよ、ビールが美味しゅうございました。夫はもうすっかりお出かけにはアルコール抜きが身に付きましたので、隣でグビッとやっても平気です。ここは私も何の遠慮もなく、ちょこらごめんなすってでグビッです(笑)。





次に向かったのは平塚市湘南平。懐かしい場所です。181mと高くはありませんが、このように相模湾を一望できる山なんです。そして反対側はその昔子供達が小学生であり、私めも花の30代の頃住んでいた団地が見えます。5年間ほど暮らした土地です。子供達と登りましたし、遠足でも子供達は来ております。
早速、この2枚の写真を息子達に「湘南平なう」とメールで送りました。懐かしいと大阪の長男からの返事。東京の次男は最近行ったよと返事。。。。ひとりでかい?!

神奈川県の平塚市と大磯町の境にありまして、高麗山(こまやま)と泡垂山(あわたらやま)の山頂一帯を指して湘南平と呼んでいます。平と付くくらいですから山頂は広くレストハウステレビ塔(平塚テレビ中継局)があります。桜も多いのですが、やはりまだまだでした。



ハイキングコースがあるのでちょっと歩いてみましたよ。高麗山への途中には浅間山(せんげんやま)があり、三角点と浅間神社の祠があります。







小田原から東に上るかる〜い道のり。花紀行といっても最初のしだれ桜だけが満開でしたが、でもそれが今回一番のお目当てでしたので満足です。