シアトルへ、友と街と山を訪ねて 1

シアトルは夜遊びからスタート。
7/13夕刻成田を発って約9時間のフライト。時差で同じく13日の昼間にシアトル・タコマ空港に到着。13日のお昼からやり直しって感じですが得した気分にはなりませんね。友を訪ねるのですが旅の前半はホテル住まい。着いた夜は疲れているものの食事はとらなくちゃいけないので、友オススメのライブハウス ”The Triple Door"へ。当夜はソウルシンガー Ruthie Foster のライブ。ギター1本で勝負。日本の流しさんかい! まぁ、迫力満点。客もノリノリ。しかもそのお客は全てシニア。若い人はお店のスタッフだけ。曲の合間のシンガーとお客のやりとりで随分盛り上がる。何いってんだかだかよく分からないけれど、我々夫婦もつられて笑う。朝まで続きそうな勢いでしたよ。ほとんどは知らない曲でしたが、Ruthie Foster のうまさに引き込まれました。写真撮影は”No ploblem”
シアトルの夜はやっと9時頃から暗くなる。帰ればホテルの窓からライトアップされたスペースニードル。


シアトルには友人が二人住んでいます。K美さんとY子さん。二人とも同級生。Y子さんはガイドさんをやっていたので、とにかく案内がきめ細やか。元乙女の三人。楽しく賑やかさはいうまでもない。K美さんの運転で市内観光。(日程が前後しますが、その前に夫婦で4日間トレッキングに行き、それが終わると夫は一足先に帰国)


先ず案内してくれたのはワシントン大学。そりゃまぁ、立派でございます。写真のような厳かで古い校舎もあれば、ビル・ゲイツが寄付した近代的な校舎もあります。図書館の一つはハリーポッターに出てくる図書館。そして有名な桜並木。夏休みなので学生は少なかったですが、中高生の小団体がちらちら。夏休み学習の一環らしいです。親の団体も。こちらは入学する学生の親たちを案内し、子供たちの勉学をサポートしてくださいということらしいです。つきましては…寄付をのお願いも。


Pike Place Market。有名な観光スポット。1907年に創設されアメリカの公設市場の先駆けになったとか。海寄りのアーケードにお店がびっしり並んでいます。スターバックスの一号店もあります。自家製のパンやお菓子、花屋に八百屋。そして魚屋。砕けた氷を山に積んでその上に魚介類が並んでいます。客が魚を買うと店頭のお兄さんがそれをカウンターに投げ、中のお兄さんが受け取るというパフォーマンスも。お兄さん達声を上げ威勢が良くてカッコいいです。国が変わっても魚屋さんの威勢の良さは同じです。

マーケットプレイスの天井に掲げられている絵。第二次世界大戦前後の日系農家の暮らしを描いてあります。当時日系人の作った野菜も並べられていましたが、大戦が勃発するとシアトル(西海岸)から強制移住させられたとか。今はその姿はありませんが、こうしてマーケットの歴史が刻まれています。


海と湖の交差点、Hiram M. Chittenden Locks。ワシントン湖と湾を走るシップ運河は年間に何万ものボートが行き交う要所。水位の低い湾から水位の高いワシントン湖へ船をスムーズに行かせるための水門、チッテンデンです。このときも立派な個人所有の船がお通りでしたよ。なんでも通行料は無料とのこと。シアトル市気前いいですね。サケやニジマスの川上り用の階段になった魚の道が設けられガラス越しに見ることができます。まだ時期が早くそんなには沢山いませんでした。

他にも丘から見えるワシントン湖やシアトル市街などの場所も案内してもらいましたが、どこかすっかり忘れてしまいました。シアトルはただいま建設ラッシュ。どんどん人口が増えているそうです。