新潟市内散策

昨晩は楽しい新発田の夜でした。虚弱体質の私は(どこが?)、スナックではウーロン茶にしてお酒を控えたお陰もあってか、翌朝は心地よい目覚め。ホテルの窓を開ければ晴天なり。さあ、新潟へと向かいましょう。

訪れる前から新潟市の観光地を調べていたのですが、あんまりないんですよ。新潟も都会だからでしょうか。市内循環バスに乗って市内を巡ることに。一日券500円。ドカベン号です。漫画家の水島新司さんはここ新潟市の出身でそれにあやかっての命名。
観光客を対象にしたバスなので各停留所の名所の案内があります。ああここに寄りたいなと思っても1時間に1本のスケジュールなのです。そんなにあそこもここもと欲張れません。



新潟市文化財の旧小澤家住宅。板塀が風情を醸し出しています。小澤家は江戸時代後期米穀商を営んでおり、明治初期に回船経営に乗り出したとのこと。その後も幅広く事業を広げ、新潟を代表する商家の一つとなったそうです。








中に入ればこんな感じで、とても広いです。襖続きで部屋がずら〜とあります。











お庭も立派。石組みに松・さつきと伝統的な日本庭園ですが、芝を張ってあるところがモダンであります。
「なんで鶴が」とこういうのあんまり好きじゃないけど、瀬戸物で高そう。
見学し終わってまだバスの時間がたっぷり。近辺をうろうろ。住宅街ですので特に気を引く物はありません。バス停でのんびり座って待ちます。
 バス待つもこれも旅にて長閑なり





続いて朱鷺メッセへ。コンベンションセンターですね。31階の展望台から信濃川日本海が一望できる360度パノラマが魅力です。写真は信濃川雄大です。
ここで名物の笹団子でティータイム。熱々で美味しかったです。
10分ぐらい歩いて朱鷺メッセの向かいにあるピアBandaiへ。新潟の食が大集合です。お土産に何か無いかなと思いつつ行きましたが、あるにはあります魚も肉も。でも宅配で送るのも面倒で、冷凍物は海外もの。止めました。毎日の食材を買うにはいいところでしょうね。




お昼時間はとっくに過ぎました。チェックしておいた蕎麦屋さんに。駅前にある須坂屋さんです。なんと言ってもへぎそばとのっぺを食べないことには新潟へ来た甲斐がない。今日は暑いぐらいの春日差し。すっかり喉が渇きました。まずはビールを。のっぺの薄味で上品な味に感激。へぎそばはへぎ(片木)と呼ばれる器に載せてあることから付いた名前です。ふたつともうんめぇ〜。へぎそばはふのりをつなぎに使っているので少し青っぽい色してます。
カウンター席の私はビール、隣のお嬢さんは焼酎ロック。そのむこう二人の男性はアルコール無し。大丈夫か日本男子!って女が強いのかしら。。。