「アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ 2024 カナダ代表 vs 日本代表

 パシフィックネーションズカップ はプールA(フィジーサモア・トンガ)プールB(アメリカ・カナダ・日本)の6カ国で行われます。日本は今朝の6時から初戦のカナダ戦を行いました。
日本のメンバーは

※写真はJsportsより

前回と同様に若手中心のメンバー構成です。リーチ・マイケルは休養をもらってベテランの立川理道がキャプテンとして登場です。やはり若手の中に経験のある先輩選手は必要ですね。今回よりメンバーに加わりました マロ・ツイタマはリーグワン静岡ブルーレヴズに所属する WTB(ウィング)の27歳 。2023ー2024のシーズンではDIVISION1 最多トライゲッターで15トライ上げています。期待膨らみます!カナダは世界ランキング21位。負けるわけには行きません。下位のカナダやアメリカに負けていてはもうラグビーは止めたほうがいいのだ(ごめんなさい)。

本朝の試合、前半はとても良かったのですよ。SHの藤原の速い球出しに見事にテンポよく楕円球を回し「超速ラグビー」やってます。4分のマロ・ツイタマのトライを皮切りにワーナー・ディアンズ(2トライ)、下川、ディラン・ライリーと5トライを決め、コンバージョンキックも李承信も全て決めました。前半最後にカナダに1トライ入れられましたが前半は38-7と大差をつけて折り返し。
後半早々に李承信がトライを決めてこれは大勝ちするのではとの予感を持ちました。がしかし、日本のフォワード1列3人が交代して、流れがカナダに向きました。ここから両チームともメンバーが入れ替わり、カナダが俄然力を増し、日本の自陣のゴール間際の攻防になると体のデカいカナダのフォワードが強さを出します。後半はカナダは3トライの21点、日本もジョネ・ナイカブラ、長田智希がトライを決め17点で 55-28とWスコア近くの勝ちとなりました。後半の修正点はありますが、、、

エディー・ジョーンズHC

「前半に関しては我々が目指しているラグビーがうまくできていた部分が多かったと思います。フィジカル面も見せられましたし、ボールを動かし続けることもうまくできていたと思います。しかしながら若い選手が多いこともあり、前のめりになるシーンが多く、特に後半はボールコントロールができないシーンが多く見られました。ただ、今日のバンクーバーでの勝利は歴史を変える記録的な勝利になったと思いますし、結果としてはよかったと思っています」

●立川理道 選手(キャプテン)

「前半は一人ひとりの役割も明確で、相手のフィジカリティに対してしっかりと前に出ることができて、自分たちのやりたいラグビーができたと思います。ただ、後半は修正しないといけない部分もあったと思いますし、次は80分間通してできるようにやっていきたいと思います」

エディー・ジョーンズ体制になって、イングランドジョージア・イタリアに負けて、テストマッチでの初勝利。これを機会に勝ちグセをつけられると思います。次回は9/7( 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場)アメリカ戦。アメリカも力をつけていますので油断大敵です。アメリカは19位。