どうですかねぇ〜4

家から最寄りの駅までの住宅地にそれはそれは広い土地、住宅地の一角を占めるお宅があります。千に近い坪数はあると思います。高い塀が巡らされ、屋敷内をうかがうことはできませんが、とにかく土地がすごい。昔はこの辺りの地主さんだったかと想像させるおうちです。
ところが、その土地の角に飲料の自動販売機が設置されたんです。ちょっとびっくりです。そんなお屋敷の角になんで自販機など設置するの?申し訳ないけどちょっと品性が欠けてしまいました。広いお屋敷はそれらしい暮らし向きというものがあるでしょ。見栄ってものがあるでしょ。それが裏切られたような寂しい気分です。
聞くところによると、老女が独り住まわれていたそうで、お子様もいないそうで、亡くなられたそうで、きっとその後の資産を管理する人か会社かが設置したんだと思うけれど、どうですかねぇ〜。いくら事情があるといえども、願わくば町の景観を考慮して欲しいです。その町のシンボル的な存在を維持して欲しいです。駐車場じゃないんだからと通る度に自販機を目にしてはため息をついています。