この疎水は近くの洗足池から引いたもので、大田区からなにか援助があるかもしれないけれどほとんど住民の方の手で整備されていると思います。こうして鯉もたくさん泳ぎ、メダカも小魚もザリガニもおり、カワセミも餌を求めにやってきます。
住民の方は蛍を呼び戻そうと努力をしていらっしゃいます。夏にはこの疎水で育った布袋草や水草が無人で売られています。私も買ったことがあり、メダカを分けてもらったこともあります。
綺麗に管理されて住民の皆さんの努力に頭が下がります。車は入れないので私の一番のお気に入りのウオーキングコースです。
でも大人の景観を楽しむ場所になりすぎて、「入ってはいけません」と札がかけてあります。きっとその昔、子供達はこの疎水で川遊びに興じたのではないかと思いますね。自然の遊びを子供達から大人は取り上げてもいるかもと………思わないこともない。
おや、立て札が出ています。桜が咲きはじめましたと。ソメイヨシノに比べると色も濃いですし種類の違う桜でしょう。かわいいなぁ〜とうっとり。咲き始めが初々しくていいです。
良い気分で眺めていると……すごく違和感のあるものに気がつきました。
やけに大きな花びら。造花じゃないか！ 数本の造花の枝が取り付けられていますよ。
なんでこうするかなぁ〜（怒）
折角本物の桜が咲いているのに台無しじゃないか。不自然で興ざめ。
通りかかった親子連れのママとお嬢ちゃんでひとしきり「なんで？これはないですよね」とうなづきあった。
どうですかねぇ〜。造花の数本は取ってくださいよ。自然の川を魚を草木を大事に管理してらっしゃるのに、なんでと？？？？！！！！！が並ぶ。 だいたい、造花は好きやないねん。
