日本ラグビーフットボール協会の概要によりますと
「THE CROSS-BORDER RUGBY 2024」は、異なる国のラグビーカルチャーが交わり、新たなラグビーカルチャーとラグビーの歓びを世界に誕生させるため、世界トップレベルのクラブチームとリーグワン参加クラブチームの競技機会を実現し、世界中のファンの皆さまへ魅力ある試合観戦機会を創出するものであり、合わせて、リーグワンチームと選手の競技力向上をはかることを目的に開催いたします。
なお、この試合は、2023年5月に公益財団法人日本ラグビーフットボール協会と、ニュージーランドラグビーフットボール協会が、両協会の連携をさらに深め、アジア太平洋地域全体のラグビー競技発展のために締結した覚書に基づき、JRLOも含めた3者によって対戦機会を実現したものです。
今回は、Cの2チームと日本の4チームによる全4試合の交流戦となりますが、将来的にはチャンピオンシップを決める大会としての開催を目指します。
ということにて、ニュージーランドのスーパーラグビーチームより強豪ブルーズとギャラガー・チーフスの2チームが来日しました。日本は去年のリーグワンのトップ4、クボタ、ワイルドナイツ、サンゴリアス、キャノンが参戦します。第一日目の2/3土曜日は秩父宮で東京サントリーサンゴリアス対ブルーズが行われました。結果は7-43とブルーズの大勝。サンゴリアスは全くのいいとこ無しで実力の差を見せつけられた。チェスリン ・コルビやサム・ケインは出ていなかったけれど怪我でしょうか、国代表の規定があるのか理由は分かりません。サンゴリアス新規加入 アルゼンチンのSOニコラス ・サンチェスが初出場しまして活躍しましたが力及ばずでした。
2/4日曜日は埼玉パナソニックワイルドナイツ対ギャラガー・チーフスが熊谷スポーツ文化公園ラグビー場で行われました。前半ワイルドナイツは2トライ決め14-0で後半戦へ。チーフスも2トライを返しますが、ワイルドナイツは3トライ加え38-14とWスコア増しで大勝! ワイルドナイツ強し!! このままチームごと日本代表になったほうがいいんではないかと思うほどです。
常々思うのですが、ワイルドナイツはチーム力がありますね。チームが同じ夢を目指して一つになれる。海外からの選手も1年で去るということはないようです。海外選手も多く在籍していますが超有名は選手は少なくスキルは優れていてワイルドナイツに来て更に磨きがかかる感じでしょうか。
有名選手を呼んでは1年だけの契約の多いサンゴリアスは話題性重視でチームを育てているのかないのか疑問に思いますよ。その点、クボタやキャノンもチームの結束はあると思われ2年3年と在籍するニュージーランド以外の海外選手がほとんどです。したがって南アフリカの選手が多いです。南アフリカはスーパーラグビーから撤退したので日本や北ヨーロッパへと活動の場を求めています。
ニュージーランドは国代表の規定が多くて日本や海外での契約も長期休暇的な捉え方で1年と決まっています。また今回の試合はクラブチームのプレシーズンマッチということで国代表は40分しか出られないとのことです。チーフスのマッケンジーも来日はしているけれど、3日は出ず。10日の試合に出るか出ないか微妙なところです。チーフス大負けしたから出るかな
2/10土曜日に横浜キャノンイーグルス対ブルーズ、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ対ギャラガー・チーフスの2試合が行われます。日本の2チームは怪我人が多くベストメンバーではないので勝利は難しいかもしれませんが、若手選手にとって強豪と戦えるチャンスなので臆せず頑張って欲しいです。
追記:チェスリン ・コルビやサム・ケインが出場しなかったのは、契約時の約束でこの時期は休暇を取るということだった。(2名ともW杯を終えてすぐにリーグワンに合流したため休暇を取るということだった。)