夏の句

窮屈にビルの間に間の花火かな

先日の隅田川の花火大会にいって作った句です。写真も載せたかったのですが、全然うまく取れていませんでした。残念! ケータイで花火の写真は難しいですね。


江戸染めの白き波散る踊りかな

藍色に染め上げられた浴衣はしゃっきとしていいですね。踊りは盆踊りを指します。踊りの動きで浴衣の柄の波が揺れている様子を詠みました。


行水や湯を足す母のたすきがけ

行水なんて現在はビニールプールで水遊びですかね。私の子供の頃は行水をしましたよ。盥に湯をはって。母は浴衣を着ていてたすきがけしてぬるくなった盥に湯を足してくれた原風景です。