イギリス旅行 2

あっはははは、お馴染みの酒屋のキャプテンがこのブログを読んでくださっていて、お嫁ちゃんとの旅行いいですね。うちにも息子がいますが、将来お嫁ちゃんが来てくれても僕との旅行はいけない……でしょう。。。
キャプテン、お気の毒ながらそれはありえねぇ〜〜〜ざますよ。大笑いです。

旅行も4日目に入りまして、やっぱり食事は美味しくないですわ。イギリスは食事が美味しくないことで有名ですが最近はそれを払拭すべく頑張っているようですとガイドさんも話しておりましたが、う〜ん旅行者のひいき目でみてもどうにも不味い。但しビールは旨い。私の場合それで良しとしましょうかね。




道にはこうした石の垣根があります。この石はライクストーン(ラインストーン?)で水分を多く含みま、地衣植物が育っています。それがきれいでした。自然の中にはこうした自然の石の垣根が似合いますね。ただ単に石を積み上げているようにみえますが、びくともしません。日本の石垣と同じですわね。








湖水地方を離れてストラトフォード・アポン・エイボンへバスで4時間走ります。車窓は延々と牧草&羊の景色が続きます。羊もちょっと飽きてきましたよ。ついついこっくりこっくりしてしまいますが、「羊の他にアルパカもいたわよ。半円のきれいな虹が、しかも二重で」と皆さん。それは迂闊でありました。
この街ではシェイクスピアと奥さんのアン・ハサウェイの生家を訪れます。








先ずはシェイクスピアの生家。William Shakespeareのお父さんは革手袋職人で成功し町長や市会議員も務めたとか。8人兄弟でウイリアムは4番目。父が町の名士であったので高等な教育を受けたのではないかと言われますが、父は羊毛の闇市場に関わって市長職を失い、高等教育が続けられたかどうかは不明です。








屋内には家業の革手袋の作業道具などが展示されていました。屋根も低いし昔のイギリス人は背が低かったのかしら? ベッドの丈も短いし。私なら足がでそう。お庭はどこに行ってもきれいに手入れされています。お庭ではシェイクスピアの寸劇をやっておりましたが、写真を写すとお金がいるので止めました。案外ケチな私。





シェイクスピアの奥さん の生家です。Anne Hathaway は8歳年上でシェイクスピアが18歳、アンが26歳のときに結婚しました。アンのおうちはかなりのお金持ちで、ご覧のように屋根は茅葺きです。時代を問わず、東西を問わず茅葺き屋根はお金持ちの証拠。近くにまだ茅葺き屋根のおうちがありました。若くして結婚を急いだふたり、何故か、それはアンが妊娠していたから。まぁ、シェイクスピアもおませだったこと(笑)






アンの生家のお庭と、向えにはこじゃれたカフェがあり、お茶したかったのだけれどツアー故、我慢です。




バス 約30分でコッツウォルズに到着。特別自然美観地域 (Area of Outstanding Natural Beauty) として指定されています。 世界遺産ではないのね。コッツウォルズは「羊の丘」という意味だそうです。羊毛の交易で栄えた時代があります。今は完全に観光業。最初にボートン・オン・ザ・ウォーター。







蜂蜜色の石壁のおうちが今も住まわれ、おかげで私たちは古い英国の建物を見ることが出来ます。コッツウォルズストーンという石灰岩なんですね。家並みの二つ三つの道に進むとプライゲートロードもあったりして、標識に気がつかず入ってしまったら犬に吠えられました(汗)。




続いて「英国で最も美しい村」とウィリアム・モリスに賞賛されたバイブリーです。この川沿いは水も澄みたくさんの水草が育ち、大変魅力的な場所です。











写真右側は、14世紀に造られた「アーリントン・ロー」。元々は羊毛店だったのですが織工小屋となり、現在はナショナル・トラストにより管理されています。低い屋根と切妻壁の家並みはコッツウォルズの象徴ですね。

絵はがきならイギリスでもここかなと購入し、その夜中友人知人に書き、翌日切手は貼って出すのですが、そのインターナショナルの切手が大きいんだわ。貼れば日本の郵便番号や住所の一部が隠れてしまい、ちょこちょこっと空いてるスペースに書き直したり、切手を裏に折り返したりで、まぁなんとも不細工な絵はがきになってしまいました。本当に着くかどうかはなはだ怪しい。。。

〜〜〜〜〜〜つづく (ロンドンに入ります。あと1回で終わります)