リポビタンDチャレンジカップ2021 日本代表対オーストラリア代表戦

 10/23(土)昭和電工ドーム大分で開催されました。国内でのテストマッチはW杯以来の2年ぶりです。駆けつけたいところですが、遠い。家族4人揃ってテレビ観戦。家族揃ってのラグビー応援もW杯以来の2年ぶりです。世界ランク10位の日本が3位のオーストラリアを迎い撃ちます。
キックオフでいきなりオーストラリアの攻撃が始まりますが、日本は強い粘りで耐え、両国の好プレーに期待以上の好ゲームになるのではと予感。
が、しかし最初のスクラムでPR具智元が反則を取られます。レフリングへの対応が遅れ、これが尾を引いて前半はスクラムで苦しむことになります。具智元は反則を取られるたびに「えっ、俺?!」とレフリーに詰め寄る。そうだね君だねと思った。さすがに日本のキャプテン/ピーター・ラブスカフニが最後には具を止めに入った。執拗なレフリーへの抗議は心象を悪くします。最初のトライが日本の反則だったのは残念。
2トライ取られますが日本もWTBレメキ ロマノ ラヴァがトライを決め、ゴールも決まり、オーストラリアの反則でPGも決め点差を詰め、前半は13-17の4点差で折り返します。これは行けるぞ!と後半早々にトライを決めれば波に乗る!
 が、しかし、波に乗ったのはオーストラリアでした。後半2分にトライを決められた。後半7分にはレメキは危険なショルダーチャージでシンビンを受け10分間退場。これは痛かった。普通に倒せばいいものを肩から当たるタックル、明らかに反則。
シンビンになっているうちにトライされ13-27と突き放されました。このまま窮地に追い込まれるの図がよぎる。
 が、しかし、それを救ったのが中村亮土。オーストラリアのパスをインターセプトしてトライ! それはお見事! やっぱり亮土! 家族で手放しに褒めたたえました。その後相手の反則で得た田村優の40mもあるPGを決めて23-27と迫り、疲れの見えたオーストラリアを攻め続けました。
 が、しかし、肝心なところで日本はミスや反則をおかす。オーストラリアボールのラインアウトでモールを組まれ、あっさりトライを許しました。結局の所
23-32と9点差で敗れました。

 ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチは、「7月から時間があいての試合としては、よいプレーができた」と評価しつつも、「課題の一つは規律面です。17回もの反則(公式記録では14回)がありました。これでは南アフリカに連勝するようなチーム(オーストラリア)に勝つことはできません」と語っています。
オーストラリアの反則数は1桁だったと思います。2桁も出しては駄目だな。
きっと課題を改善して11月のヨーロッパ遠征には嬉しい結果を出してくれるでしょう!

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