ラグビー日本代表 イングランド戦

 6/22土曜日国立競技場で行われました。相手がイングランドとなれば行かねば。
両国のメンバーは

イングランドのメンバーはガチで揃えてきてくれました。相手が日本とはいえ手を抜くことなく真剣勝負。ありがたいことです。
日本のメンバーは当日ディラン・ライリーが故障のようで、控えのサミソニ・トゥアがスタメンになり山沢拓也が控えに入りました。
なんと驚くことに、茂原・原田・コストリー・矢崎(大学2年生の大抜擢)・為房・山本・藤原・トゥアと8名が初登場。27年のW杯を見据えての若手強化のスタートです。
キャプテンは安心のリーチ・マイケル。ベテランと若手をまとめるのはリーチしかいないでしょう。

イングランドのウオームアップ。遠目ですがそれぞれの選手が誰か大体見当がつきました。嬉しい!

さぁ、試合開始。
最初の20分間はエディー・ジョーンズHCが唱える「超速ラグビー」が機能してましたね。素早いパス回しでとてもいい感じ。が、しかしそのいい感じのときに得点出来なかった。イングランドスクラムもディフェンスも群を抜く強さでした。「超速ラグビー」も20分過ぎると疲れが見えて普通に戻ったように思われました。それは仕方が無い。合宿に入って練習を初めたのはつい10日ほど前。対してイングランドは春頃から練習できているから。しかしラインアウトでもすぐボールをいれるなど「超速ラグビー」の一つを見ることが出来ました。
前半は3-26と日本はトライ無しイングランドは4トライと強豪の力を見せつけられて後半へと。


イングランドスクラムもモールも強かった。イングランドボールのラインアウトではモールを組まれ押し込まれてのトライが何回もありました。何回も繰り返されるのに修正対応出来なかったのはまだ力不足か。それでも日本は根塚と山沢の2トライを返しました。山沢は人気ですね。トライを決めたときは山沢コールと大拍手が起こりました。将来を約束された大学時代でしたが怪我をして15年W杯は出場できず、怪我が癒え復調したのにジェイミーHCの19年23年は使われることなく。ファンの間では「ジェイミーは山沢が嫌いか!」と不満が上がるほどでした。この試合で活躍できたことは喜ばしいです。
 結果は17-52の完敗で終わりました。Wスコア以上の点差での負けは悔しいところです。
やはりイングランドは強かった! この一言に尽きます。
日本は27年のW杯へ向けては始まったばかり。少し長い目で見ることにして応援していきます。強豪との試合経験を積んで強くなり「超速ラグビー」に磨きをかけてくれることを期待して。