ラグビー日本代表 British & Irish Lions 2021(ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ)戦

 6/26日 スコットランドエディンバラで行われました。日本代表のテストマッチは19年W杯以降1年8ヶ月ぶりとなります。その間コロナ禍の影響で一切動けず。誰もブリティッシュアイリッシュ・ライオンズに勝てるとは思っていなかったでしょう。なんせブリティッシュアイリッシュ・ライオンズ はイングランドウエールズアイルランドスコットランドの各国のトッププレイヤーが集まるチーム。4年に1回の開催です。
前半は、とても日本代表は動きが悪く、さすがB&I ライオンズ!と唸らせる動きの速さ、瞬時の判断のこなれ具合(やっぱ、偉大なるプロ軍団でございますわ)。21-0と前半を終えたときには、これは50点差位つけられるのではないか、以前の日本代表に戻ってしまったら、、、と不安になりました。
しかし、むこうだって昔の日本を相手するやうに手を抜いたり、どうよって態度ではなく、真剣に勝ちにきたですね。
 このままでは終われない日本代表。後半メンバーを入れ替えて活力が出てきました。日本らしさが戻ってきました。日本での強化試合のサンウルブズ戦もそうでしたが、前半は全く機能してなかったですもんね。(今思えばサンウルブズのメンバーはとことん向き合って本気で戦ってくれて遠征に送り出してくれたことに感謝です。)
交代したSHの齋藤直人のパス出しの速さの結果、日本は流れを引き寄せました。リーチ・マイケルに代わった姫野和樹はトライを決め、その大型の姫野を抱え込むように引き上げトライまで持っていったテビタ・タタフ(マフィと交代)もすごい力だ。このタタフ、初代表ですが将来がとても楽しみです。なんせ体が強い。B&I ライオンズのダン・ビガーを片手で払い倒しましたよ!(ちなみにダン・ビガーはウエールズのイケメンSO 10番。余分ながら私のタイプざます)

f:id:nikkokisuge:20210628143436j:plain

トンガ出身で中学3年生で日本にラグビー留学したタタフ、太りグセのようで、そこは本人も注意しているとのこと。食べすぎないでね! 25歳です。
※ 写真は日刊スポーツより


やはり、お兄さん格の姫野・松島 それぞれニュージーランドハイランダーズ、フランスリーグトップ14のクレルモン・オーヴェルニュに移籍し、その実力を認められている二人の活躍は磨きがかかり、若手の齋藤・タタフ・フィフィタも活躍して1トライを入れ、28-10で試合終了。負けたとはいえ、大差は付かず後半B&I ライオンズは1トライのみでした。相当疲れていましたよ。

このあと7/3にはアイルランド戦が控えています。アイルランドは19年W杯で日本に負けたチームです。リベンジするつもりで強く当たってくるでしょう。B&I ライオンズ後半戦で手応えを感じたはずの日本、よっしゃ、受けて立とうじゃないの!