リポビタンDチャレンジカップ2022 日本代表 対 ニュージーランド

10/29土曜日東京国立競技場で秋晴れの午後キックオフ。観客数は65,188人と過去最多! 改修後の国立競技場でも最多となったとか。ファンとしては嬉しい限りです。対戦国がオールブラックスということもあると思います。他国は分かりませんが、日本はコテンパンにやっつけられるけれど、羨望と憧れを持って、オールブラックスが好きですもんね。力強く素晴らしいパフォーマンスを見せてくれますもんね。
が、しかしこのところのオールブラックスは快調とはいえません。春~夏にかけてのテストマッチも良い成績ではありませんでした。数年にわたり世界ランキングも1位の座を守り君臨していましたが、現在は4位となっています。
正直日本ごときに負けるわけにはいかなかったでしょう。ファンの我々も勝てることはないかもしれないけれど、、、50点以上差をつけられる負け方だけはしないでほしい、、、の気持ちだったと思います。

隣の若いご夫婦はハカを観るのが初めてのようで偉く感激していました。我々の席からは後ろ姿でしたが。それでもスクリーンでオールブラックスの迫力が伝わってきます。
ジェイミーHCからハカを受けるときは、後ろに並ぶ選手たちを見よ。ハカが下手だから と助言があったそうです。確かに後ろの選手は若手が多く、前に並ぶ選手はベテラン選手で迫力が数倍違います。目が合ったら負けますね(笑)。去年のシーズン スーパーラグビーに所属していた姫野選手は実際ハカをやって実感したそうです。


オールブラックスが2トライ先制し、やっぱり強いなぁ~のため息が出ましたが、いやいや日本も3-21と引き離されましたが、姫野が代名詞のジャッカルでボールを取り返し、山沢が足でドリブルしながらトライ! これは見事なトライでした。
38分には、流がトライ、連続トライのお返しだ。見事なトライ! 17-21と4点差で折り返しました。
今日の試合はラインアウトがうまく進みました。相手のラインアウトにもプレッシャーを掛けモールも許しませんでした。


後半開始直後、オールブラックスに先制されますが、ディフェンスの頑張りで失点をせず、ワーナー・ディアンズがキックチャージ&キャッチで、40mを走りきってトライ。 どうよ!
食らいつく日本にオールブラックスの選手たちの表情に余裕がなくなってきているのが分かります。
そして連続攻撃で姫野がトライ。長い怪我からの復帰でもやるときはやるのよ姫野、どうよ! これで31-35と あと1トライで逆転できると大いに盛り上がりましたが、日本がペナルティーを犯し、PGを決められて31-38と7点差で敗れました。

負けたけれど勝ったような気分でした。だって過去の試合を鑑みれば7点差ですもん。しかし日本はノッコンなどのミスが多く、スクラムはほとんど相手ボール。そのスクラムも結構押されていた。ここは大いなる反省点ではありますね。これさえ修正すれば勝てます。
オールブラックスもほぼベストメンバーで対戦してくれたし、日本は自信を付けたと思います。オールブラックスの選手たち惜しみない拍手が起きました。


この後、日本代表とニュージーランド代表は2022年オータムネーションズ参戦に欧州に旅立ちました。日本はイングランド・フランス戦の2戦です。