映画3作品

この1週間で映画館、COCORO VIDEOを含めて3作品を観ました。
●『リチャード・ジュエル』クリント・イーストウッド監督作品
1996年のアトランタ爆破テロ事件の真実を描いたサスペンスドラマ。実話に基づく作品を多く手掛けるクリント・イーストウッド。脚色がしてあるとはいえ、実話は強い。監督への信頼感強く安心して観ていられる映画です。良作と言えるのではないでしょうか。

●『ジョーカー』「バットマン」の悪役として登場するジョーカーの誕生秘話ということですが、「バットマン」をよくは知らない私はあとから知ることになりました。姪が公開時に観て「怖かった。一人で見るべきではなかった」と言っておりましたが、本当に怖い。そして悲しい。主演のホアキン・フェニックスの熱演は素晴らしい。そして彼が「スタンド・バイ・ミー」に出演のリバー・フェニックスの弟であることを知りました。全然似てない兄弟でありますね。

●『Once Upon a Time in Hollywood』1969年の「シャロン・テート惨殺事件」を扱った作品であることは知っておりましまたが、半分ほどはレオナルド・ディカプリオブラッド・ピットアル・パチーノとギャラの高い俳優ばかりが出てるけれど、主人公2人の友情物語っぽくあんまりストーリーがないなぁ~。ちょっと止めて休憩、お風呂タイムを取ったほどでした。そしてだんだんこの映画はシャロン・テートへの、ハリウッドへのオマージュであると気がついた。
シャロン・テート役のマーゴット・ロビーがとても可愛かった。シャロン・テートが死ぬ前に映画館で自分の映画を観るシーンの若さ、可愛らしさは事件の残酷さ故の彼女への愛でありますね。


COCORO VIDEOはシャープテレビの専用アプリです。もはやテレビもアプリの一つという捉え方でしょうか。パソコンと変わりません。テレビ・You Tube・Jsport・COCORO VIDEO・TVer・・・と並列に並んでいます。見逃した民放ドラマは配信TVerで観られます。録画不要です。wowowNHKはこの先どう対応していくのでしょうか?

どうですかねぇ~106

不細工な日常で恐縮ながら、私朝の10時頃まで(朝とは言えないか)パジャマなんです。と言ってもそれまで寝ているわけではありません。だいたい7時頃起きて食事して掃除して、その後wiiで運動が小一時間。この運動に洋服に着替えてしまうと体が窮屈。専用のスエットに着替えなくても家の中だし、パジャマもそのようなものと、都合の良い納得で、パジャマなんです。宅配便がくると大慌てです。夫が見かねて宅配便には対応してくれます。愚妻のパジャマ姿は人様に見せられるものでないと思っているようです。どうですかねぇ~これはホンマにそうと思っている。

朝ドラの「スカーレット」。主人公の旦那 八郎は結婚前はええ男やったのに、結婚後とたんにつまらない男になってしもた。器が小さい、、、どうですかねぇ~。

2020年1月の俳句

訪ねたる秩父も奥の初御空 (たずねたる ちちぶもおくの はつみそら)

今年の初旅行は秩父。お天気は最高でした。季語:初御空


武蔵山の眠りの深々と (おくむさし やまのねむりの しんしんと)

奥武蔵の山々はそれほど高い山はありませんが、それでも静まりかえっています。季語:山眠る。


介護のことしばし忘れて寒夕焼 (かいごのこと しばしわすれて かんゆやけ)

冬の夕焼けを見ると塩釜の両親を思い出します。冬の夕焼けは鮮やかですがすぐに薄れます。ちょっとの間の美しさに心和ませて。季語:寒夕焼。


金鍔の一包持て寒見舞 (きんつばの ひとつつみもて かんみまい)

お正月の戴き物の上等なお菓子に口が肥えますが、庶民的な金鍔はそんな時に優しく温かい。季語:寒見舞。


先がけて伊豆に群れ咲く野水仙 (さきがけて いずにむれさく のずいせん)

水仙は日持ちしますね。我が家のベランダの水仙は一ヶ月ほど咲いておりました。その水仙を見ていて十数年前に行った伊豆の爪木崎の水仙を思い出しました。見事な群生でした。季語:水仙

近鉄ライナーズ トンプソン・ルーク ラストゲーム

ラグビーW杯で活躍したロックのトンプソン・ルークは現役引退します。1/19(日)秩父宮での最後の試合、応援しないわけにはいかない。
近鉄トップリーグの下の(サッカーで言えばJ2みたいな)トップチャレンジリーグに所属します。このところトップリーグへの返り咲きがなくチャレンジリーグに甘んじています。秩父宮での試合も数年ぶりです。
トンプソン・ルークはW杯が終わって「近鉄トップリーグに戻す!」とW杯終了でも休んでいる暇もなく、近鉄での練習に復帰。(チャレンジリーグは11月中頃に開幕しました)。7戦全勝でリーグを終えました。この最後の試合の相手は栗田ウオーターガッシュ。74-0と完封で下しました。近鉄は1位通過しましたが、トップリーグの下位との入れ替え戦で昇格となるんだったかな。
近鉄の選手達はそれに勝利してトンプソンに応えてください!

トンプソンの最後の勇姿を見たくて1万5千人の人が集まりました。試合後に行われた引退セレモニーでは「嬉しいです。試合に勝ちましたから。でも久しぶりに80分出場して疲れました」とらしいコメント。

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帰る人も少なく最後のスタジアム一周に声援を惜しみませんでした。

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新国立競技場大学ラグビー決勝戦&ラグビートップリーグ開幕戦 秩父宮

1/11土曜日、新国立競技場での大学ラグビー勝戦 明治対早稲田の試合でした。我々夫婦は2校のOBではありませんが、新しくなった国立競技場見たさにチケットを購入しました。どの大学が決勝戦に残るか定かでない頃にチケットを購入しましたので、割合すんなりと楽に買えましたが、決勝進出の大学が決定した途端、チケットは完売のようでした。やはりOBの方たちの応援でしょうか。

隈研吾さん設計による、木をふんだんに使った外観はなかなかぬくもりがあっていいです。樹木も今は冬ですから葉の賑わいはないですが新緑の頃にはちょっとしたオアシス感が漂うのではないでしょうか。
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中に入りますと、通路はそれほど広くありません。横浜のほうがその点は広かったかな。トイレも全て様式ではありますが、ウオシュレットではありません。小池知事がトイレに関して不満を言ってましたが、そこは同調します。ウオシュレットでなくてもいい、蓋の開け締め、流すなど全てオートマチックでなくてもいいですが、、、便座はウオームにしてほしかった。冷てぇ~!横浜のほうが全てオートであった。別に横浜と張り合ってほしいとは思っていませんよ(笑)
しかしアクセスは素晴らしいです。6万人であろうと最寄りの駅がいくつもあるので集中しません。そこは都会であるから故の良さでしょう。味スタも静岡も利用駅が1駅で横浜は新横浜を入れれば2駅、いずれもごったがえします。我々は大江戸線を利用して普段どおりの所要時間で済みました。これは有り難い。
それで、早稲田が優勝。後半明治も追い上げましたが、前半の35-0のスコアに泣いた。


翌12日日曜日は、トップリーグ 秩父宮での開幕戦。東芝サントリー。両チームとも府中市を本拠地に置きますので、府中ラグビーダービーと呼ばれています。
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東芝はリーチ・マイケル、サントリーは流、松島が所属しますので大人気の一戦です。にわかファンの応援も加わって、大入り満員。W杯でお約束となった、リーチがボールに絡むと「リーチ!リーチ!」の掛け声 が再来。そこはW杯のとき(神様、仏様的であった)と違って、ファンも多少面白がっている感が否めない。失礼だろうがリーチに!と思いながら私も掛けた(汗)。
府中ダービー東芝の勝利。
松島の華麗なる(?)股パスにスタンドは大いに興奮し、満足しました。

2020年 初トレッキング

1/1より秩父に小旅行。宿泊は和銅温泉。温泉というとずらり温泉旅館が並んでいるのを想像しますが、旅館は1軒のみ。運転手さんの話では秩父の温泉は殆どそれぞれに旅館は1軒らしいです。一日目はゆっくりただ到着のみを目標に。

1/2に初トレッキング。三峯神社の表参道を登ります。大輪の登山道まではタクシーで行きました。参拝者の車で渋滞と情報を得ていましたので、タクシー&バス(帰り)を利用。
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登山道入口の大輪には12年ほど前には頂上までロープウエイがあったらしいですが。2007年に廃止。もちろん三峯神社までは車で行けます。その車道が無かった昔は登山して参拝したわけです。私たちもそれに倣うことに。
標高差は600m超え。このところこんな標高差を登ったこと無く、秋はラグビーW杯で明け暮れた毎日、体なまっていて久しぶりで少々不安でした。案の定、きつかった。杉並木の参道を過ぎるとジグザグの急登が始まります。

登山開始70分で、清浄の滝に到着。昔はここで体を清めて神社に向かったそうです。この日も白装束の男性4〜5人が滝に打たれる準備をしていました。
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ここからさらに高度が上がります。登山道は整備されていてガレ場があるわけではなく登りやすいと言えば登りやすいですが、ひたすら登りが続く。景色も変わらずちょっと飽きてくる。
素晴らしい登り方をしている中年男性に遭遇。腕を前で組み、一定のリズムで小幅、背中はしゃんと伸び(私のように前屈みになっていない)、息も乱れることなく、それはお見事なフォームで登山をされていました。
苦しいときの私の心の声は「必ず終わりがある」。そう自分に言い聞かせてゆっくり一歩一歩進みます。写真が少ないです。撮る余裕がないのです。冬は防寒の厚い手袋をしているしヒーヒー言っているしで極端に撮影できません(涙)

登山が終わるとこんな眺望のご褒美が。
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コースタイムはは2時間半ですが、私は2時間45分かかりました。これも想定内でしたので、まぁよくやった! ということで。

三峯神社の山門をくぐって神社で参拝。なかなか趣のある神社です。
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三峯の由来は、雲取山白石山・妙法嶽が連なっていることからきたそうです。また三峯神社の守護神は狼で、鳥居の前には狛犬ではなく狼が御座します。狼は厄除けの御利益があるとか。

最終日は長瀞のこたつ舟で天然記念物の岩畳を眺めのんびりと。三が日はよいお天気で有り難く過ごせました。
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