2020年 初トレッキング

1/1より秩父に小旅行。宿泊は和銅温泉。温泉というとずらり温泉旅館が並んでいるのを想像しますが、旅館は1軒のみ。運転手さんの話では秩父の温泉は殆どそれぞれに旅館は1軒らしいです。一日目はゆっくりただ到着のみを目標に。

1/2に初トレッキング。三峯神社の表参道を登ります。大輪の登山道まではタクシーで行きました。参拝者の車で渋滞と情報を得ていましたので、タクシー&バス(帰り)を利用。
f:id:nikkokisuge:20200106144928j:plain
登山道入口の大輪には12年ほど前には頂上までロープウエイがあったらしいですが。2007年に廃止。もちろん三峯神社までは車で行けます。その車道が無かった昔は登山して参拝したわけです。私たちもそれに倣うことに。
標高差は600m超え。このところこんな標高差を登ったこと無く、秋はラグビーW杯で明け暮れた毎日、体なまっていて久しぶりで少々不安でした。案の定、きつかった。杉並木の参道を過ぎるとジグザグの急登が始まります。

登山開始70分で、清浄の滝に到着。昔はここで体を清めて神社に向かったそうです。この日も白装束の男性4〜5人が滝に打たれる準備をしていました。
f:id:nikkokisuge:20200106150344j:plain

ここからさらに高度が上がります。登山道は整備されていてガレ場があるわけではなく登りやすいと言えば登りやすいですが、ひたすら登りが続く。景色も変わらずちょっと飽きてくる。
素晴らしい登り方をしている中年男性に遭遇。腕を前で組み、一定のリズムで小幅、背中はしゃんと伸び(私のように前屈みになっていない)、息も乱れることなく、それはお見事なフォームで登山をされていました。
苦しいときの私の心の声は「必ず終わりがある」。そう自分に言い聞かせてゆっくり一歩一歩進みます。写真が少ないです。撮る余裕がないのです。冬は防寒の厚い手袋をしているしヒーヒー言っているしで極端に撮影できません(涙)

登山が終わるとこんな眺望のご褒美が。
f:id:nikkokisuge:20200106151848j:plain
コースタイムはは2時間半ですが、私は2時間45分かかりました。これも想定内でしたので、まぁよくやった! ということで。

三峯神社の山門をくぐって神社で参拝。なかなか趣のある神社です。
f:id:nikkokisuge:20200106152531j:plain
三峯の由来は、雲取山白石山・妙法嶽が連なっていることからきたそうです。また三峯神社の守護神は狼で、鳥居の前には狛犬ではなく狼が御座します。狼は厄除けの御利益があるとか。

最終日は長瀞のこたつ舟で天然記念物の岩畳を眺めのんびりと。三が日はよいお天気で有り難く過ごせました。
f:id:nikkokisuge:20200106153244j:plain