青木ヶ原樹海

23日は青木ヶ原樹海をハイキングです。
中央道で河口湖に向かいます。大月ジャンクションより河口湖方面へ。まあ、道中の山々は錦繍の紅葉山と変身し、それは見事でした。談合坂のサービスエリアからの1シーンです。


青木ヶ原樹海は河口湖の隣にある西湖の西側にあります。なんでも山手線に囲まれた面積に匹敵するとのこと。「青木ヶ原樹海は一歩入ると出られない」という俗説により自殺の名所などと不名誉な呼ばれ方をしています。松本清張の『波の塔』でそのようにとりあげられたことが拍車をかけたようです。
樹木の多い深い森で、何処を見ても同じような景色。少しでも道をはずすと元に戻れないと云われているので遊歩道からはずれないよう注意します。ちょっと心を引き締めてコウモリ穴からスタートです。


おどろおどろした森。森全体が薄暗いです。


コウモリ穴から竜宮洞穴、紅葉台に行きます。紅葉台へは少し登りがありますが、そんなに大変な登りではありません。名の通りここから紅葉の山と富士山を楽しめるのですがこの日は生憎雲が多くぼんやりした風景でした。ここで甘いおやつをいただいて一休み。中高年のおじさん・おばさん軍団が通過。富士山が見えないのをぼやいてましたよ。
さて帰りは西湖民宿村からコウモリ穴へ。落葉に敷きしめられた山道を下山します。落葉がクッションになって柔らかな道です。アスファルトの道とは違い膝にも優しいです。


コウモリ穴に無地帰り、約3時間弱のコースでした。
やはり話の種にとコウモリ穴を見学。大人300円。ヘルメットを被らされるので、私似合わないしイヤだなと思いつつ。

中の温度は夏もそれほど冷たくはなく冬も温暖であるためコウモリが多数住みついたのです。しかし周辺の開発や洞穴への無差別な立ち入りのため一時は壊滅寸前までいったそうですが、現在は入口にゲートが設けられ洞穴の奥にコウモリ保護区域ができて数が少しずつ増えているようです。中にコウモリがいるのかと少し心配でしたが安心しました。
入口の写真でお分かりのように中は当然暗いです。電球が所々にありますので真っ暗闇ではありませんが雰囲気は満点。ヘルメットの意味が分かりました。洞穴のとても低いところがあるのです。かがんで通らなくてはなりません。溶岩にに頭をごつんごつん・がりがり。ヘルメットが無ければ血だらけです(笑)。

このあと、河口湖温泉によってひとっ風呂。大きな湯船で脚を伸ばし筋肉を伸ばして、ああ極楽極楽。たまりましぇん。
中央道の渋滞を避けるため、夕食は名物「ほうとう」に舌鼓。初めて食べますよ。
ほうとうはかぼちゃ入りが本来らしいと、夫はかぼちゃほうとう。私は茸ほうとう。暖まりましたね。美味しいものですね。8人ぐらいの若い外人さんが食べてましたが、きっと訳わかんなく頼んだのかな。でも完食に近かった。