ラグビーテストマッチ スコットランド代表 vs 日本代表 2戦目

先週の豊田スタジアムではW杯の屈辱ならず、この25日の2戦目には勝利の期待が大きく掛かります。秩父宮競技場を離れて、本日の試合は調布にあります味の素スタジアムでの開催。しかも両陛下をお迎えしての天覧試合。ラグビー観戦に両陛下がお出ましになったことはあるのでしょうか。いずれにしてもみんな心ウキウキ。

夜中から朝まで関東は大雨でしたが、午後にはすっかり晴れ上がりました。しかし超蒸し暑い。キックオフは19:20。当然、6時前にはスタジアムについて軽食をつまみながらビールでございますわね。両国の選手のウオーミングアップを眺めながら。至福のひとときでございます。次男も汗をだらだらかきながら到着。ビールをあけるあける、まぁいいけど。

さていよいよ選手達の入場。あれ?まだ両陛下のご到着はないですね。国歌を聴かなくていいのかな? 道路が混んでいて到着が遅れている? そんなことないですわね。普通信号を止めて優先的に走っていらっしゃいますものね。後半からの観戦でした。それは最初から決まっていたことのようです。だったら初めから教えてよ。気を揉むじゃありませんか。大体天覧試合は全部は観戦にならないのでしょうかね。お疲れになる。


さて、試合ですが前半19分に初先発のFB松田が切り込んで右に展開すると、ナンバー8のマフィが2人をはじき飛ばして金につなぎ、最後は茂野がゴールまで走り切って、初トラ〜イ!!
先週の豊田では松田と金の若さが裏目に出ましたが、今日は二人は褒めてあげたい。(まぁ松田は経験を重ねて欲しいと望みますけど)
やっぱりマフィはいい。花のある選手ですね。動きに目がいきますもの。





スコットランドの主将 SHのグレイグ・レイドロー。後半からの出場です。出てきてからスコットランドは締まりましたね。この試合ばかりでなくいつも審判への対応も優れていて、その上正確なキック。その上知性的な男前。今日の試合、主審の判定はちょっと日本に厳しかったように思いますが…
レイドローの登場が後半というのもこの日本の暑さを考えての采配とか、やっぱり全てで上ですね。日本は反則を繰り返し、というより巧みにスコッドに反則を誘われているといってもいいかもです。あれよあれよとペナルティキックをレイドローに決められ、16-21の惜敗。スコッドはノートライです。キックの3点の積み重ね。
やはり世界ランキングの8位と11位の差は、その間たった2つということでは済まない、その距離はやはり大きいです。
しかしながら日本は過去のように大差で負けることは無くなりました。どの試合も善戦です。「ジャパン、スコットランドを下す!」と世界を驚かすニュースを発信できなかったのは残念ですが、新しいHCを迎えての19年のジャパンに期待をします!

来週はスーパーラグビーの日本での最終試合 ワラターズ戦があります。大阪から長男夫婦もやってきての応援。
このところ、日本の選手は負けぐせが付いてきているかなぁ〜とため息が出てくることのないよう、サンウルブズ 頑張れ!