ジャパンラグビーチャリティーマッチ 2022 EMERGING BLOSSOMS vs TONGA SAMURAI XV

 6/11(土)秩父宮ラグビー競技場で行われました。1月に海底火山の噴火と津波の被害に遭ったトンガの復興を支援するラグビーのチャリティーマッチです。「エマージングブ ロッサムズ」は日本代表候補の選手達。「トンガ サムライ フィフティーン」はリーグワン所属選手を中心としたトンガの選抜チーム。
練習をやっているときから体の大きさが違います。数十年前にトンガの選手が日本にやってきてくれて日本選手が弱いフィジカル面を強化・サポートしてくれました。今の日本があるのはトンガ選手たちのお陰であること忘れてはいけません。
そんなトンガを支援するために秩父宮は8,055人の観客が集まりました。リーグワンを大幅に超える観客数でした。メイン席は端から端まで埋まりました。いつもですとバック席のほうが埋まりますが、テストマッチとなるとセレモニーを観たいですからね。私達もこの日はメイン席で(端ですが)。

 国歌斉唱のときには、19年W杯ですっかり定着した「ラグビーユニオン」も参列。広瀬さんを始めとし、子どもたちが日本とトンガの国家を歌いました。

トンガチームはこの試合のために作った踊り「シピタウ」を披露。士気の高まる力強い舞でした。
迎え撃つ日本チームの士気も高まったことでしょう。


 試合は期待どおりに熱い試合となりました。日本のスピーディーな球回し、トンガのパワフルなアタックと両方楽しめました。結果的には31-12と日本チームが勝ちましたが、この日ばかりは観客もどちらにも応援という雰囲気でしたよ。トンガのトライもTMOにかかってノッコーンとみなされノートライとなりましたが、競技場は「TMOはせんでいいのにぃ~」感満載。

 試合終了後は両チームが輪になり、トンガへの祈りを捧げました。

この日もトンガ支援の募金活動を行い、総額2,933,332円の寄付がありました。試合収益金と募金総額はトンガ王国大使館を通じ、被災地域の復興支援に役立てられるそうです。