空港ピアノ・駅ピアノ

　NHKのBSで放送しています。1年ほど前になにげに付けていたらなかなか面白いんです。海外の空港、鉄道駅にピアノが置いてあって、それは誰でも好きな曲を自由に弾けるのです。
www.nhk.jp

　最近は日本の空港・鉄道駅にも置いてあるようで、半年ほど前に品川駅で見ました。今も置いてあるかどうかは分かりません。その時はなんとなくイベントっぽかったので。
海外の皆さんの映像を見ていて感心するのですが、皆さんお上手ですわ。もちろんプロの方もいらっしゃいますが、ピアノが趣味でという方もたくさんいます。それも大人になってから引き始めたという方も。皆さん楽しそうに弾いていらっしゃる。ピアノ大好き感が溢れています。日本ですと一般人がこんなにもさっと弾ける人がどれだけ居るでしょうか。これはピアノレッスン方法が違うのかしら？
現在はどうか分かりませんが、昔日本でピアノレッスンといえば、「バイエル」から始めていましたね。同居していた幼い姪がピアノを習っていまして、来る日も来る日も「バイエル」を弾いていました。ありゃもう苦行ですわ。同居の私も、もっと楽しい曲を教えてもらえればいいのにと思ったほどでした。耳に入ってくる家族の私でさえ飽きてきた（笑）。幼い姪に同情しましたよ。彼女はいつの間にかピアノは弾かなくなりました。居間にどんとピアノだけが置かれて。もったいない話ですね。当時はそんなおうちも多かったのではないでしょうか。別の姪も同じ道をたどりました。（って、我が一族に音楽のDNAが流れていなかっただけ！？）
　すべて「バイエル」の所為にするのも如何なものかですが、この番組を観ていると自由に楽しく弾いている人たちが輝かしい。そしてピアノだけではなく楽器を弾けたり吹いたり出来る趣味を持つのは素晴らしいなぁ～と思います。

今年の春野菜

　今春は春野菜が東京ではあまり出回りませんでした。皆さんの地方ではいかがでしたでしょうか？　特に独活、蕗、えんどう豆。筍は大丈夫でしたが、例年のように山積み状態ではなかったです。春前の葉たまねぎもほとんど見かけませんでした。豆ごはんは一度も作らずでしたわ。
　毎春楽しみな野菜が食べられず不完全燃焼で終わってしまいました。これって暖冬のせいで不作だったのでしょうかね。八百屋さんも首をかしげるばかり。
　いずれにしてもこの春は全てにおいて、心残りの春で終わってしまいました。来年こそは今年の分も楽しまなくちゃ。

どうですかねぇ～109

乗ってみたいなぁ～。スイスの登山列車。

食べたいなぁ～。
スーパーの鰻ではなくて鰻屋さんで。ほっこりふわふわ ガッツリ分厚い鰻。

ほっこりしたいなぁ～。
湯けむりに包まれて。

今は叶わないけれど、いつかきっと！　
遠い夢、身近な夢、なんか膨らみます。
どうですかねぇ～、もっといっぱい欲張ってもいいかしら、膨らんでいいかしら。
しかし、お子さんの手本になるような夢ではないですね、物欲優先、目先の欲、、、私、小せぇ～なぁ（汗・笑）

みんな頑張ろうね

　緊急事態は延長になりますね。今月末までとか。とても6日に開けるとは思っていませんでしたので、その覚悟はできていました。制約の中での生活にも慣れてきましたよ、、、、と言いつつも、時々イラッとなることがあります。これは夫より私のほうが多いです。辛抱強い人ですわ。私はどうも人間が出来ていないのであります。時々イラッとしながらも外出自粛はちゃんと守っていますよ。なのに守らない人がいるでしょ。あれだけ県外移動自粛、登山は禁止と言われながら男体山で遭難・救助される奴、コロナの症状を自覚しながらも実家帰省＆東京戻りの女、「そこにパチンコがあるから」的な感覚で行く人達、、、、止めてくださいよ。我慢しているのはあなた一人ではないのですから。身の危険を感じながらも医療関係者をはじめ、我々の日常の生活を守って仕事してくれている人たちがいるんですから。その方々を思えば、我々の我慢はどれほどのもんですか。

2020年4月の俳句

気塞ぎの入る間もなき芝桜　（きふさぎの はいるまもなき しばざくら）

芝桜は地にびっしり隙間なく咲きますね。そんな花に元気もらって。季語：芝桜。

ままならぬ外出に春服忘らるる　（ままならぬ そとでにはるふく わすらるる）

街にお出かけの無い日々、タンスを開けて「ああ、こんな服もあったっけ」と、よそ行きの服も着る機会が無く春は終わってしまいそう。季語：春服。

春愁や中止の知らせまた開く　（しゅんしゅうや ちゅうしのしらせ またひらく）

届く文やメールは中止の案内ばかり。恨めしげに何度も読んでしまいます。季語：春愁。

　　素朴さのくぼみに出でし蓬餅

（そぼくさの くぼみにいでし よもぎもち）

草餅は道の駅などで売っているものが好きです。蓬の香りがいっぱいだし、いかにも手作りの美味しさもいっぱい。季語：草餅、蓬餅。

鮫皮に円を描きて山葵の香　（さめかわに えんをえがきて わさびのか）

鮫皮を使っておろす山葵はなんてクリーミーなんでしょう！　これだけで酒のあてになります。季語：山葵

長引きそうなこの生活

　緊急事態の期限もとても5月の連休明けで解除になるとは思えない今日此頃です。ストレス負荷も大きくなるばかりですが、、、もう長引くことへの覚悟はできてきました。
　世界中が外出規制のかかる中、ベネチアの海はきれいになったとか、どこの国か忘れましたが大気汚染が止まり空気が綺麗になったとか、そんなニュースも耳にしますね。「人間よ、ちょっと立ち止まりなさい」という天からのメッセージかと思ったりします。
　これはあくまでも個人的な観測ですが、そんなに経済を停滞させるわけにはいかないでしょうから、そこそこの普段の生活に戻しましょうで、またコロナの感染者が増え、再び緊急事態宣言、そしてまた、、、、が1年～2年続くのでは無いでしょうか。そんな気がします。
　しかしながら悲観的に暮らしても仕方ないので、と言っても緩くなってはもちろん駄目ですが、家での過ごし方も自分なりのルーチンが出来上がって落ち着いてきました。お茶の自主練、メール句会、YouTubeで音楽、落語、映画サイトで見逃した映画を、、、と。散歩も人が少ない道を求めて小一時間歩いています。

　今回は普段の道とは3筋くらい違う道を歩いてみました。そうしたら小さな池に巡り会いました。皆さんあちらの道からこちらからと歩いていらっしゃいますが、密集・密接状態ではありません。ベンチで一休み。遊具が揃うコーナーもあり、子どもたちが遊んでいました。いやいや子どもたちに密集・密接を避けなさいと言っても土台無理ですわね。一人がなにか見つけると「なになに？」と寄ってきますわね。顔つき合わせて覗いてみますわね。その好奇心は子供の特性ですものね。う～ん、如何ともし難い。
早く新型コロナが終息して、学校に幼稚園に行けるようになるといいね。

キスゲ理容店

　理容店、美容院は休業要請は出ていないですね。うちの近くの理容店は「当分、カットとシャンプーのみにさせていただきます」と張り紙が出ていました。カミソリを使う理容店ではもともと衛生には気を使っていた習慣があって（それでも大目にみて）心配はないでしょうが、やはりそのサービスは止めるほうがいいですね。お客さんも理解するでしょう。
　夫は美容院派ですのでもともと髭剃りなどは無くても全く不便を感じませんが、でも理美容院にはこの状況で行きたくない。私も美容院は行ってません。で、夫はバリカンを買って私にヤレという。「えっ、いいの！？」　驚きより興味が先に立つ。じゃあ遠慮なく。
バリカンを持つのは初めてでございましてよ。子供が幼い頃も家でやったことはありませんでしてよ。大体が不器用なの、いいの！？
では、修行もなく、ぶっつけ本番で、ぶぃ～～～ん。夫は襟足、サイドは刈り上げていましたので、とにかく刈り上げればいいのね、ぶぃ～～～ん。　あらためて、でけぇ～頭だなぁ～　ぶぃ～～～ん。
　なんと案外うまく行きました。前から見るとまぁまぁ遜色ない（前髪はないからとも言える）。後ろは、、、やはり刈り上げにムラがあります。まぁ、外では帽子を被ればいいってことで。　やってあげようかと親切に言ってもらいましたが、丁重にお断りしました。