2020年7月の俳句

梅雨豪雨川を茶色にうねりゆく (つゆごうう かわをちゃいろに うねりゆく)

なんともこの停滞しつづける梅雨前線には憤りすら覚えます。被害の多い地方にはどうお言葉をかけていいものか。
季語:梅雨


おばちゃんのラムネ玉抜く腕太し (おばちゃんの らむねたまぬく うでふとし)
舌先で遊ぶラムネの玉ぬるし (したさきで あそぶらむねの たまぬるし)

駄菓子屋のおばちゃんのスポン!と栓を抜く気持ちよさ。英雄に思えましたよ(笑)。下町育ちでして夏はラムネかかき氷を日替わりで飲んだり食べたりしていました。ラムネは飲んだあと舌先を丸くしてラムネ玉をコロコロと。冷えていた瓶も玉もぬるくなってきます。 季語:ラムネ


七夕の書かぬ願ひもありにけり (たなばたの かけぬねがいも ありにけり)

大人になれば秘め事の一つや二つ。季語:七夕


マスクしてあおぐ扇子や縹色 (ますくして あおぐせんすや はなだいろ)

マスクは冬の季語。扇子は夏の季語。季重なりになりますが「扇子や」と切れ字の「や」を付けて夏の季語「扇子」を強調。時にはこんな冒険も。マスクしながら扇子や団扇で仰ぐ風景はこのコロナ禍でよく見かけますので。

スーパーラグビー NZ 「アオテアロア」

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 日本が「サンウルブズ」として参加していたスーパーラグビーは、新型コロナで2月以降中止になりました。それでコロナ禍の落ち着いたNZでは「アテオアロア」としてスーパーラグビーの5チーム(クルセイダーズ、ブルーズ、ハリケーンズハイランダーズ、チーフス)で試合を進めています。まぁ面白いのなんの。それぞれのチーム、ちょっとチーフスが今の所全敗ですが、それでも点差の小さい拮抗した試合で大いに盛り上がります。さすがオールブラックス。やっぱり違うわ。
オーストラリアも「AU スーパーラグビー」5チームで開幕しましたが、やはりNZに比べると、、、。でも評論家はこれからどんどん面白くなると言っています。

 そのスーパーラグビーは今季限りで終了する意向であるとニュージーランドラグビー協会(SRの主導権はNZにある)が発表したようです。おっ、ではでは日本も参戦出来るかと期待を持ちますが、、、ラグビー評論家の村上晃一さんのブログによりますと(引用させていただきます)、
ニュージーランド協会の考えは、拡大路線に失敗したスーパーラグビーを反省材料に、現在のスーパーラグビーアオテアロア」のように、最後まで勝敗の分からない実力拮抗の戦いを増やし、リーグの魅力を出そうとしている・・・・・・
1996年に12チームで始まったスーパーラグビーは今年が25年周年。まさか新型コロナウイルスによって大転換を迫られるとは思わなかったが、拡大路線の見直しは必要だったし、世界のラグビーカレンダーを考え直す機会にしてもらいたい。2022年1月開幕予定の日本の新リーグも世界のカレンダーを見据え、最適な日程を組まなくてはいけないだろう。』

 どうもアフリカやアルゼンチンへの移動が大変だったようです。今後はオセアニア地区のフィジーサモア、トンガなども可能性があるようです。ということは、日本も可能性があるな。 日本もNZやAUと互角に戦えるチームとなって参戦しなくちゃ。そうなることを祈って!

「Go To Travel キャンペーン」都民は外されて、、、

 ええ、うちら都民はバイ菌なんで、、、と自虐的に言ってみる(苦笑)。
まぁ、こんなに感染者が出ていては致し方ないですわ。しかし、一都三県は運命共同体でないの? 別に三県を引きずり込もうというわけではありません。都内に勤務する三県にお住まいの方は帰れば都内じゃないのでOKですということですわね。「東京発着禁止」、素朴に、だったら横浜発のツアーならいいのと若い女の子がインタビューに答えていましたが、ま、そういう意味合いではないことは分かりますが、突っ込みたくなる気持ちは分かります。
 ただ、政府と都との折り合いが悪いので、「東京問題」として外されたというのでは、納得いきましぇん。
いずれにしても都民はじっと我慢ですね。嫌われてまで旅行したくないですから。禁止も未来永劫ではないわけですから、そのうち解除されるでしょう。今の政府では芯が通っていないので、非難が出たらすぐ変えてしまうかも(それじゃ困るんですが)。

f:id:nikkokisuge:20200717112449j:plain:left ええ、うちら東京でおとなしくしてますので、せめて美味しいもの食べさせてくださいな。「Go To Eat キャンペーン」を東京は前倒しでお願いします!

ひょっとして笑い顔?

西村 康稔氏、 経済再生担当大臣、全世代型社会保障改革担当大臣、新型コロナ対策担当大臣でもあります。特に新型コロナ対策担当大臣としてメディアの露出が多いですね。
で、西村大臣は整った顔立ちをしていらっしゃいますが、ひょっとして笑い顔ですかね。コロナの話をしていても表情が厳しいというより、ちょっとニャッとしているように見えてしまうんです。もちろん喜んでいる訳はなく、顔グセなのでしょう。目元というか口元というか、緩む? これは気をつけられる方がよろしいのでは。スミマセン、いらんお世話を。

東京都知事選

f:id:nikkokisuge:20200706143340j:plain:left 新聞記事の切り抜きです。小池さん続投に決定。私は他の候補者に一票を投じました。小池さん有利は事前の読みでしたが、これほどまでに小池さんの圧勝とは想像してませんでした。山本さんがもっと台風の目になってかき混ぜるのかなぁ~と思ってましたが、それほどの効力は無かったですね。すでに陰り!? と思ってしまうような。
 小池さんの得票は2位~10位を足してでも全然届かないのですから、もうこれは彼女の圧勝であり、他の候補者の完敗であります。認めざるを得ません。こう決まれば悪口を言っていても埒が明かない。
カバン猪瀬さん、ホテル三ヶ月舛添さんより、パフォーマンス小池さんの方がマシではありますかね? 今後の4年間をパフォーマンスの文字が消えるように、頑張っていただきたいです。

どうですかねぇ~114

f:id:nikkokisuge:20200630140255j:plain:left 毎年6月の終わりには半年過ぎたなぁ~、早いなぁ~と思うのですが、今年はどうでしょう、1月の末からコロナ騒ぎが始まって、ずっ~とコロナの恐怖が続き、まだ続いており、コロナコロナ一色でこの半年が長いような短いような、、、どっちともに取れるような、わけわかりません。

こんな騒ぎの中での東京都知事選。今ひとつ盛り上がりに欠けます。投票率は下がりそうな気配ですがどんなもんでしょうね。もちろん投票には行きますよ。知り合いの若い夫婦は旦那さんはあまり感心ないけれど、しっかり者の奥さんが「選挙は行かなきゃだめ!」と旦那さんのお尻を叩き、旦那さんも関心を持つようになったとか(というか奥さん怖い 笑)。
こういう若い人が関心を持ってくれますように。振り返ってみれば4年前の小池さんのデビューは華々しかったけれど、その後何かとパフォーマンスに終わってしまったようで。。。まっ言うまい。

私の住む大田区は、まだ10万円入ってきましぇ~ん。ただひたすら松の実、いや待つの身。この大田区羽田空港を抱えているからか、外国観光客の民泊を推進しています。で、その故か、家の周りにやたらマンションが建ち、それもほとんどが1Roomなんです。今どき、今後を見据えても人口減少でそんなにシングル用のマンションを建てても仕様がないと思うのだけれど、、、やはり民泊用かなぁ。もしそうだとすると、ちょっと嫌ですわ。全くの住宅街です。小さな駅です、その駅前のスーパーやコンビニやお店(ったって何もないですよ)に旅行客が溢れて騒がしくなるのは。
まぁしかし、このコロナ禍で中国からの旅行客も減るか、減らすか、、、どうですかねぇ~。

2020年6月の俳句

新緑の屋根をもらひて野天風呂  (しんりょくの やねをもらひて のてんぶろ)

青々した葉をいっぱいに伸ばして野天風呂を翳してくれています。溢れ出る湯と新緑、お日様と贅沢なひととき。季語:新緑。


短髪の男子きりりと立夏かな  (たんぱつの だんしきりりと りっかかな)

夏は短く散髪した男性が清潔感で溢れていいですね。 季語:立夏


清潔な不良が好きよ夏燕  (せいけつな ふりょうがすきよ なつつばめ)

あまり四角四面な男性より、多少不良性のある人のほうが楽しいです。季語:夏燕。ただの「燕」は春の季語。4~7月に産卵します。「夏燕」は産卵後に成鳥ともども軽快に飛び回る燕をいいます。


f:id:nikkokisuge:20200625131236j:plain:left  雲流れ白きをたどれば山法師

(くもながれ しろきをたどれば やまぼうし)

この季節、山でも大きく育った山法師を見かけます。枝の先に白色花弁状の苞を4個つけます。可愛らしい。まるで白い雲が落ちてきたような。季語:山法師。


蝸牛人の背負ふは苦楽かな  (かたつむり ひとのせおふは くらくかな)

蝸牛は身の丈にあった殻を背負うのでしょう。人も身の丈にあった苦楽があるのでは。きっとそんなには不公平はないはずと信じたい!
季語:蝸牛