年の暮れ 宮城/塩竃に


宮城県塩竃市は夫の実家。震災後5月に夫は帰郷しましたが、私は震災の破壊された街を見るのがとても怖くてそのときは失礼してしまいました。両親は80代半ばですが震災自体には大きな被害を受けることなく元気にしております。
帰省客でいっぱいの東北新幹線。仙台より仙石線に乗り換えて本塩釜へ。まだお昼前だったので塩竈神社にあの震災で家族が無事でいられたことへの感謝と、復興を願ってお参りしました。表参道の会談は202あります。いやいやなかなかきつかったですよ。塩竈の街は随分復興されて、夫が来たときには船が道路に乗り上げ瓦礫の山だったそうですが、それも撤去され、港の近くにあるイオンタウン塩竈も営業しておりました。
お参りを済ませお昼には寿司屋さんに。ここ塩竈は寿司街道などと名付けられてお寿司屋さんが多いのです。塩釜港があって新鮮な魚があがりますからね。その中の「すし哲」へ。



復興への応援もあって地元や近隣の海の魚を。仙台市の南東にある名取市閖上の赤貝・石巻の金華鯖・三陸のぶどうえびのお刺身。もちろんお酒は地元の浦霞。やはり地元の肴には地元のお酒が合いますね。辛口が燗することによってさらに引き締まり旨いです。







煮だこ。すし哲さんの自慢のメニューです。
柔らかくて甘めの煮付けがいい感じでした。








松島産穴子の白焼き。写す前に夫がはや手を付けてしまっています。
わさび醤油もいいですがお塩の方がいけてました。
お酒にあいますねぇ〜。











三陸の鮟鱇のとも合え。ちょっとフレンチぽっくおしゃれな盛りつけです。









結構お腹がいっぱいになってきたのでもうお寿司は入りません。
筋子巻とかんぴょう巻をいただいて締めました。筋子巻は初めて食べました。こちらでは昔からあった巻きで夫も子供の頃よく食べたそうです。つぶれて赤く広がるのが少し何ですね。。。





2011年、なんといっても地震の被害に胸痛む年でしたね。まだまだ復興への道は遠いですが、それでも一歩づつ前に進んでいます。東北の皆さんは頑張っています。その姿に私たちは元気をいただいているように思います。
来年はその復興がさらに進み、日本も元気が出ることを祈っています。

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どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。
そして来年もよろしくお願いいたします。