山梨県笛吹市 桃の花満開

あれは2月でしたかトレッキングの下山でふくらはぎの外側を痛めたのは。どうも座骨神経痛から来ているらしく整体&鍼治療を続けていたのですが、良くなったり戻ったりでなかなかすっきりしません。しかしこのところ階段の下りもふくらはぎの痛みも軽くなったので、登山は無理としても平坦な所を歩くのは良かろうと出掛けました。
笛吹市の桃の里、何回も行っているのでその点も安心です。


4月14日、今や満開! 右を見ても左を見ても前・後を見ても桃・もも・桃。里中濃いピンク色に埋め尽くされますが、自然の色はうっ!となることはありませんね。飽きてきませんしね(少しヨイショ)。




桃ちゃん、お邪魔します。
















「農園に入っていいですよ」とサインがありましたので入らせていただきました。ちょうど今は花(蕾)取りの作業。おじさんが親切にいろいろ教えてくれました。こうして傘を広げて蕾を摘みおとして行きます。今は上がり降りできる作業の車があるからいいけれど、昔は脚立での作業だった。ずいぶん楽になったとのこと。





摘んだ蕾を採葯機にかけ葯(花粉が詰まっている)を集め2日くらい置くと開葯して黄色い花粉なるのだそうですよ。
おじさんの車の助手席に広げてありまして写真を撮らせてくれました。案外桃の花粉って大きい粒という印象を持ちました。他の植物はどのくらいの大きさか分かりませんが、初体験での印象です。この花粉を毛ほうき(梵天)につけ、受粉させていくのですね。




畑に捨ててある葯を摂った後の花殻です。これも撮しておきなさいとおじさんに言われました。はい、かしこまり!
蜂やアブなどの昆虫がたくさんいれば自然に受粉が行われるでしょうが、そうでなければ農家の皆さんが人工授粉してやらなければなりません。
桃の木の寿命は15〜20年位だそうです。



親切なおじさんでした。作業の手を止めてしまい申し訳ありませんでした。お陰様で理科/生物のお勉強が出来ました。有り難うございます。