うちの4連休

 毎日が土日のような暮らしには、4連休ったってどうも変わりはしませんが、一応夫は細々と仕事を続けているんで連休と呼ばせていただきます。
どこかへ出かけたくてもまだ憚れる東京。ひとまず都内でお出かけしましょ。19日土曜日は世田谷にあります『静嘉堂文庫美術館』で「美の競演」静嘉堂の名宝展を観に行きました。静嘉堂は茶道具も多く所有しています。曜変天目茶碗「稲葉天目」は国宝です。これで二度目に拝見いたします。本当に美しい。今回特別出品で所有とはいえ、いつも観られるわけではありません。こういう機会を逃してなるものか!
静嘉堂文庫のPH「展示作品の紹介」より引用させていただきます。

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静嘉堂文庫の玄関に大きな銀木犀がありまして、スタッフが銀木犀の花が今朝開きましたと教えてくれましたのでパチリ。金木犀に対して銀木犀。花は白いのが特徴と言いますが、、ちょっと黄みぽいです。小さな可愛い花でほのかに甘い香りがしました。

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静嘉堂文庫をあとにして、歌舞伎座の裏にあるひもかわうどんを食べたくて銀座方面に向かいました。道中車もいっぱい走っています。銀座も人がいっぱい。中国人の観光客がいなくてもいっぱい。みんな出てきているのね。うどん屋さんも席を少なくしているから待つこと1時間。これを食べるために来たのだから、じっとおとなしく待ちました。待った分だけ余計に美味しく感じました。
この日のニュースでは新幹線、飛行機、高速道路の混雑ぶりを伝えておりましたが、やはり出かけたいですよね。政府から東京出入り禁止というわけでもなさげで曖昧ですもの。春から夏にかけて故郷には帰れませんでした。この年末年始はまた外出の規制が掛かるかも知れません。「行くなら今!」の気持ちを抑えられないのはよく分かります。

国が経済とコロナとの共存を決めたのだから、私達もそれなりの覚悟を持って生活していかなければなりません。コロナ対策をしっかり行って出かける。確かに若い人たちはエネルギーがあって大声で喋る。それが嫌なら私達年寄りはそういう所に近づかなければいい。
知人が言っています「お気に入りのお店が潰れないくらいには出かけないとね」。閉店を余儀なくされた店主は言ってました「好きなお店があるなら、今、お店に行ってやってください」