ゴスペル

土曜日午後からの大荒れの天気で日曜日が心配。というのも日曜日は仕事でゴスペル サークルのコンサートの実施。しかも屋外の催しなのです。有り難いことに翌日日曜日は雨はすっかり上がり、あっぱれ晴天。しかし現場に行くと風が強い。ビル風が余計に風を強くします。立ってられないほど。この風では予定していた場所でのコンサートは無理です。椅子やテントの設営チーム・音響チームもしばし待て状態。クライアントの場所の移動の決定が出るまでぎりぎり待ちます。風を収まるのを待つのですがその気配無し。ようやく場所変更の指示が出てセッティング開始。スタッフみんな急ぎます。なんていっても告知したスタートの時間がありますからね。

今回のゴスペルは4組の団体が出演。各リーダーはプロとして活躍してらっしゃいますが、メンバーは素人さん。各リーダーの元で練習に励んでいらっしゃいます。それがどのチームも歌唱力抜群。ゴスペルといえば1992年のアメリカ映画「天使にラブソングを」を思い浮かべる方が多いと思います。この映画からゴスペルに関心が向けられたと言ってもいいくらいの大ヒットの映画でしたね。奴隷という苦しい状況下で彼ら独自の神をたたえる賛美歌である黒人霊歌が生まれたのです。それがゴスペル。今や世界中で愛される音楽となり、特に若い層の信者獲得のためにローマ・カトリック教会でも公認しているようですよ。
楽しい音楽なんです。歌っている人もとても楽しそう。観客にもそれが浸透して楽しそうなんです。リズムを取ります。みんなハッピーになる感じ。私もスタッフの一員、盛り上げるために大きな拍手、手拍子はするのですが、自然とそれが出てくるんです。盛り上げるんではなくて自分から盛り上がっちゃう。曲と歌い手、観客のまあるい輪の素晴らしさなんでしょうね。
最後に観客が素晴らしいゴスペルだった。ゴスペル大好きなんです。またやってくださいとお褒めの言葉。主催者も我々も嬉しかったです。そのお客さん初老の方です。なんか嬉しいですね。場所を変更しても強い風で寒さを感じるくらいでしたがみんな大いに盛り上がってよいイベントになったと思います。