東京道場にての茶会


我が先生が裏千家東京道場で濃茶の席を設けられました。新宿区でありながら市谷加賀町は道路を一本はいると静かな住宅地。その一角に東京道場はあります。大広間・立礼席(椅子席)・広間席、そして離れ棟には利休御祖堂・八畳広間「松声軒」・本席 四畳半台目の「梅庵」があります。その上2階に90畳の大広間、地下には可動式客席を持つ研修室もあるんですよ。数寄屋造りの建物は東日本以北の裏千家同門の研鑚の場となっています。
※写真は裏千家のホームページより

私たち社中一同だけの人数では対応できませんので、先生の親しい方達のお力を借りての開催です。20名のお客様を13回おもてなし。私もお点前をさせていただきました。お道具がお道具だけに粗相をしてはいけないと緊張が走ります。しかし点前座にすわれば不思議と落ち着きます。お点前は二の次にして、先ずは美味しい濃茶をお点てしておもてなしするようにと先生からのお達し。家で一生懸命練習しましたよ、玉のぶつぶつが出来ないように、よく練って色つやを出します。
厳しい目をお持ちのお客様が席に入られたときは先生自ら、そしてベテランの方にお点前をしていただきます。
こういう茶会は8時半頃からお客様がいらっしゃいます。7時半集合。4時起きでした。お点前・お茶のお運びでさすが疲れました。膝ががくがくです。歳と共に立ったり座ったり辛くなります。でも清々しい気分。茶会はいいものです。