クレマチスの丘

梅雨に入ったとはいえ、お天気であれば緑が綺麗なこの季節、真夏ほどの気温でもなく、トレッキングには素晴らしいシーズンなのですが、夫の捻挫はまだまだ全快しておらず出かけられません。「じゃ私ひとりで行ってくるからね」とはさすが気の毒で言えません。ホラ私、思いやりのあるできた嫁なんで。。。!?
幸いにも左足なので運転は出来ます。クレマチスが時期ですので「クレマチスの丘」に出かけることにしました。先週の土曜日です。
新東名を走りましたが、さすが新しいだけあって道はキレイで継ぎ目の距離が長くガクンガクンとしません。景色はちょっと単調かな。長泉沼津I.C.で降ります。

入ると直ぐにヴァンジ彫刻庭園です。こんな楽しい彫刻はいいですね。よい子は真似しないでね。









約200種類2000株のクレマチスが植えられています。こんなにも種類があるのかと写真を撮していてもキリがありません。外周フェンスやアーチ、ポールなどに絡まったクレマチスが優雅に咲いています。このときは薔薇も満開でお庭は彩りと香りに満ちます。

クレマチスもバラも白が素敵でした。






手入れの行き届いたガーデンです。









この近くに「ベルナール・ビュフェ美術館」があります。戦後のフランスを代表する画家の作品を収蔵しています。スルガ銀行の頭取を務めた岡野喜一郎氏のビュフェコレクションです。世界にこれほどビュフェの作品を置いてある美術館はなく、ビュフェは何度も訪れているそうです。
硬質で鋭く太い針金のような輪郭線、モノトーンに近い色彩が特色ですね。教科書や美術本で一度は皆さんも目にした記憶があると思います。




ビュフェが愛したアナベル夫人。彼女の才能に影響を受けモノトーンの世界から色を使うようになり、絵が明るくなったということです。彼女をモデルにした絵も沢山描いています。写真もありましたが、魅力的な女性です。
※作品は美術館のHPから
展示の中で狂女シリーズ、ドン・キホーテシリーズがユーモラスで好きになりました。