2014年三が日


元旦はのんびり夫婦二人で迎えました。今年は長男夫婦はお嫁ちゃんの実家酒田に行き、次男は名古屋に。
二人の新年茶会。茗荷谷一幸庵の花びら餅はどこの和菓子屋さんよりも一番に美味しいです。お餅がふんわり、ごぼうも柔らかく。白味噌餡も美味。花びら餅はもともと宮中に納められて下々は食べられなかったのですが、明治時代に裏千家十一世玄々斎家元が初釜のときに使うことを許可されて、それ以後全国の和菓子屋さんで作られるようになったとか。濃茶でいただきました。




さてその夜は我が家恒例の鈴本演芸場 夜の第三部で初笑い。今年の第三部は充実していました。落語家は9人登場。それも好きな白酒(はくしゅ)・喬太郎・市馬・小三治・三三(さんざ)。普通ですと正月興行の落語はトリの噺家しか落語はせず、正月の挨拶程度でちょっと笑わせてさいならでしたが。今回はそれぞれ短めですがオチの所をやってくれましたから良かったですよ。落語家も反省したのかしら(笑)。三部のトリは柳家三三。うまいなぁ〜。小三治師匠のお弟子さん。去年はトリが小三治でしたが世代交代でしょうか、今年はトリを務めました。噺はなんだっけ? 上手の印象だけ残ってもう忘れている。ボケの兆候か。。。
漫才のロケット団も楽しいです。正統なしゃべくり漫才。コントより正真正銘しゃべくり漫才がいいですね。「5千万円入るカバンを買いに行った」「なぜカバンを?」「ひょっとしたら親切な人に会うかもしれない」と。本当にそんな親切な人に私も会いたいわ。


二日は初仕事。



三日は次男が来てラザーニア新年会。私の得意な料理。息子達も美味しいと唯一認めるおふくろの味。美味しいのはこれしかないようですよ(笑)。お任せください、今年も旨くできました。
次男は名古屋でお墓参りをしてきてくれました。息子達は名古屋に行けば必ずお墓参りと私の実家(兄夫婦)に寄ってくれます。親の不出来の穴を埋めてくれましてそれだけは感心します。兄嫁もそれは嬉しいらしく「K子ちゃんの躾がいいからだわね」と言ってくれますが、、、、
実の姉は「私の妹だからそう大したできではあらへんて。突然変異だがね」と答えています。まあ確かにあなたの妹であります。。。しかしいらんことを言う姉でござりまする。
が、しかし、墓参りにはオチがありまして。名古屋は伊藤姓が多く「伊藤家」の墓をみつけ、どうも違うなと思いながらお参りして墓石の横を見たら名前があって、違う。歳を見たら60いくつとなっている。おじいちゃんは90くらいだったから、こりゃ違うわと確信したらしいです。次男は他所様のお墓に参ったようです。こういうところは突然変異では無さそうでござります。

追記
やっと思い出しました。三三師匠の噺は古典落語の「夢の酒」。お店の若旦那が夢の中で美人の後家さんと懇ろになり、その夢にやきもちを焼くお嫁さんの噺でした。
三三師匠は女役が上手です。