志の輔落語 in PARCO 2014


去年はチケット入手出来ませんでしたが、今年は出来ました。うれしや!
席はY列15と16番。Y列なら後ろだな、まあいいやと思ってましたところ、ホール係は舞台に近い扉を案内する。えっ上がらせるのっ!と不満でしたが、なんのなんの最前列はX・Y・ZときてAとなるの。最前列から2列目のど真ん中。舞台がとてつもなく近い。舞台はそんなに高くないから首も痛くならない。あなうれし! 
しかし直前に腹ごしらえでにんにくの効いた料理を食べました。笑う度に息が志の輔さんの所まで届いて迷惑かけて申し訳ないと恐縮するほど近いのよ。ごめんね。
なんでX・Y・Zと始まるの? 夫が言うには舞台を大きく使うときに前の三列は舞台に使われ、その時はAから始まる。そうだね。





日本昔話の「こぶ取り爺さん」。小学生の娘の読書感想文を手伝うことになった父親。昔話には教訓的なものが含まれているのですが、この「こぶとり爺さん」にはそういうものが無いように思うと大家さんに相談に。「こぶを二つ付けられた爺さん、何か悪いことしました?」と。博学の大家さんも何度も読み返すけど、確かに。「大体昔話というものは一番に出てくる爺さんが良い人で二番目に出てくる爺さんが悪いんだ」と言うほどに訳が分からなっちゃって。
志の輔さんのオリジナル落語です。

「モモリン」 ゆるキャラをテーマにした正に今の新作。イベントの当日にゆるキャラ モモリンの頭を被ってみた市長さん。そんな出来心が引起す一騒動。しかしめでたしめでたしで終わります。

井戸の茶碗」 武士同士の意地に翻弄される正直者屑屋 清兵衛。井戸茶碗は当時珍重された高麗茶碗です。
登場人物がすべて善人という噺は初春に相応しい演目と思います。新年早々暗い噺も嫌ですもんね。




志の輔さん出身の富山県射水市(いみずし)のゆるキャラ「ムズムズくん」。「モモリン」を話す前に会場に現れ舞台に上がって志の輔さんをお迎え。
帰りにはのロビーで愛嬌を振りまいていました。水の精をイメージしているとか。志の輔さんの故郷を盛り上げる気持ちに一票。








そんなかんなで楽しい「志の輔落語 in PARCO 2014」。改めて志の輔さんは上手い。来年もチケットをゲットできたらいいな。
tsuiteruさんは今年はどうでしょうか?