「虚弱体質」というと、周りのみんなは一笑に伏すけれど、確信したわ、私は虚弱体質なの……
帯状疱疹にかかってしまいました。明らか遠距離介護の疲れとストレスからきていると思いますことよ。
この三ヶ月間、体重も3k減りました。最初のうちは元気で体力・気力もありましたが、義母が退院してからが予想を上回るしんどさ。両親とも認知症は進み、ひとりでふたりの認知症の相手は大変です。例えば義父が「？」と思うことに対して何度も何度も説明していると、横から義母がかぶさって話をややこやしくする。挙げ句の果てそんなこと分からないのかと義父をなじる。当然立場がその逆もあるのですわ。
共通の関心事には結束して私の方に向く。その場合私を責める事柄ではないから助かるけれど（二人は私に意地悪なことはいいません）。向けられたことに答えますが、二人の理解度は違うので、一人は納得、一人は「？」。
それが滞在中の10日間、夫曰く「振り向けば忘れる」ので（笑）毎日繰り返される。もう勘弁してくださいよ、私は音を上げた。自分の根性も情けなく自責の念にも駆られる。帰りの新幹線ではどっ〜と疲れがでます。あらら、いけない、愚痴になっちゃいますね。
そんなかんなで、義母の座骨神経痛が再び悪化。再度入院（このときは義弟が当番）。仕事の打ち合わせが午後にある4日に日帰り見舞い。この数日前から体が不調。湿疹も出てきた。皮膚科に行き「帯状疱疹」と診断され安静にしていなさいと。8日に塩竃に行く番でしたが、doctor stopがかかる。年寄りに移していけないとも。新幹線で子供に移してもいけないとも。
子供の頃にかかれば、水疱瘡（みずぼうそう）と言われますが、大人になって再発すると帯状疱疹と名がかわるんですね。赤いブツブツの湿疹が痒く神経が冒されぴりぴり痛みます。
※写真は志野焼の香合です。本文と写真は関係ありません。ぶつぶつがあるからといって（笑）
過労とストレスが引き金になって発症。60歳以降に多くみられると。
「過労とストレス」の所を強く夫に主張。介護疲れが出てきているので言葉にも刺が出てきます。あいすまんこってす。
この週末に27年続く大きな仕事があります。当日を無事終え、ちゃんと請求書を提出できるまで（笑）の辛抱と、夫は私を言い聞かせます。
はい、合点承知！ 私だってこの仕事はプロの心意気と意識を守り通したい。それと「請求書成立」の言葉を出されると弱いのだわ。
そんな虚弱体質な私、おうちで大人しく静養です。それで昨日の8日 ラグビーの日本代表vsマオリ(ニュージーランド）の第2戦をテレビ観戦できました。18：20の惜敗。1週間前の第1戦は大敗でしたが、昨日は日本も強くなったものよと感心しました。まあ外国人選手も多いのですが、よその強豪国も外国籍の選手は多いのです。日本に限ったことではありません。
後半には3点リード、このまま維持してノーサイドの笛を聞きたいと願いましたが、終了間近 マオリのクイックスローで逆転されてしまいました。さすがのオールドブラック。垢抜けたプレイを見せますよ。しかし日本は着実に強くなっているのは確かですね。いい試合見せてくれて、ストレスも吹き飛ばしました。
特にラグビー界きってのイケメン選手FB（フルバッグ） 五郎丸歩(ごろうまるあゆむ）君の活躍には癒やされます。
この試合ではゴールを3本でしたかね、決めました。所属はヤマハ発動機ジュビロ。28歳。
前半38分、マオリのBKを外に振り切りトライを奪う WTB(左ウイング）山田章仁君。「相手の間合い見ながら行けると思ったので勝負した」とのコメント。心強いではありませんか。所属はパナソニックワイルドナイツ。29歳
こんな興奮する試合を見せてくれて、オバハンも過労だストレスだと愚痴ってる場合じゃないわね。よ〜し、だぁ〜れも見ていないので、ひとりハカをして頑張るっちゃ！！
PS:ハカ（Haka) は、ニュージーランドマオリ族の民族舞踊です。戦いの前に手を叩き足を踏み鳴らし自らの力を誇示し、相手を威嚇するダンスなんですよ。日本で言えば「鬨（とき）の声」かしら。
今はラグビーの試合の前に踊ります。これがなかなかカッコイイ。
You Tube の動画をどうぞ
