どうですかねぇ〜64

健康維持というか、トレッキングをしたいためにというか、惚け防止のためにというか、全部が理由なわけですが、毎朝・夕とウオーキングをしているのですが、まぁいろいろな光景にぶつかるわけです。
前々から気になっている犬を連れての散歩の方。私はペットを飼っていませんのでただの印象でもの申しては申し訳ないですが。
すごい老犬なんです。もう斜めにしか歩けない。それもよちよちで数歩歩いては立ち止まる。座り込む。すると飼い主さんはリードをひっぱって歩かせる。それもそのよちよちに合わせる歩き方でなく、飼い主のペースで歩いています。先日もおしっこを垂らしながら歩いているのです。おしっこぐらい立ち止まってさせてあげればいいのに。
もう老犬となれば散歩はしたくないんじゃない。本当の犬の気持ちは歩きたくない。そっと寝かせておいて欲しい のではないかと。
立ち止まると飼い主は抱き上げてあげるけれど数歩でまた降ろす。抱いてもらったときは老犬もどんなにかほっとしていることでしょう。しかしすぐ降ろされる。私がその犬だったらきっと舌打ちするにちがいない(笑)
老犬は中型犬です。やはり散歩に連れて行ってあげることが犬のためなのかもしれません。
散歩に行かないと用を足せないとも聞いたりしますので。


養父母の介護をしていた時、糖尿病の義父が果物をやたら食べるのです。留守している間に小さくカットしてカップにいれ数個冷蔵庫に入れておくとそれをみんな食べちゃう。その上みかんも1日に数個食べる。果物は糖分が多いでしょ、目に付かないよう隠したりと意地悪な手段を使ったりしました。でも入院している義母に相談したのです。そうしたら義母の返事は「もう好きにさせてやってちょうだい」 

どうですかねぇ〜、私はこの義母の言葉が真をついているように思えるのです。
これが人も動物も高齢者の気持ちに思うのです。