埼玉 箕山 花を求めて

16日月曜日、埼玉の山を登るのは初めてです。関越道花園インターより道の駅「みなの」の駐車場へ。万福寺の登山道より花の多い登山道と聞く仙元山コースで登山開始。


よく踏み込まれた登山道で歩きやすいです。山ツツジが両脇に咲き、時々知らない木花を眺め進みます。都会の剪定されたびっちり咲くツツジもそれはそれで綺麗ですが、山ツツジは密集して咲かず色合いも淡く楚々として美しいです。


登山道の両脇に二輪草が群生しています。こんな道を歩けるのは嬉しいことです。花のアップも入れておきましょう。道中他の登山者はおらず我々夫婦だけの贅沢な登山です。


今回のトレッキングは花々を鑑賞するのを第一の目的としました。花名はよく分かりませんが下段の左端はイカリ草、右端はチゴユリだそうです。頂上近くで今日初めて出会う登山者のご夫婦が教えてくれました。


この季節ならではの山容です。緑のコントラストが美しいです。


頂上は「美の山」公園(なんで「箕山」でいかんのかしらん?)で桜の山として観光客を集めているようです。頂上まで車で上がってこられるから県民の皆さんには人気でしょうね。ソメイヨシノや山桜は時期が終わっていましたが着いてみたら八重桜が満開でした。桜は頭の中になかったのでサプライズでした。都会の八重はぼったり感が重苦しいですが広々とした空間に咲く八重は美しいです。


ヤエベニシダレ。


ギョイコウ(御衣黄)。淡貴緑色で肉厚な花弁でウコンに似てますね。開花初期はこのように緑がかっていますが最盛期を過ぎると中心から赤みがかってくるそうです。普段あまり目にすることはありませんが新宿御苑には植わっているようです。




箕山山頂(やはり「美の山」としています)公園を「美の山」にするのは譲るとしても標識には「箕山」としてほしいですよ。地図には「箕山」となってるんですからとちょっと文句がいいたい(笑)。
586.9m。花々に足と止めながら2時間半で登頂(というほどは大げさか)。ずっと登りですが、この仙元山コースは少しの尾根歩きもあり花を楽しめ単調にはならないコースでした。下山は関東ふれあいの道を歩きましたが景色に変化が無くて断然仙元山コースがオススメです。なかなかに良いトレッキングでした。
帰りは道の駅「みなの」で山菜等野菜をどっさり買い込み、立ち寄り湯「満願の湯」で疲れた足を労りました。そんでもって乾杯!