8/26(日)入笠山(にゅうかさやま)トレッキング

猛暑がぶり返しました。家にいてもぐずっ〜と過ごすだけ。これなら涼しいところに行こうと、長野県富士見町の入笠山へ。中央道諏訪南インターを出まして15分くらいでゴンドラの乗り場に到着。インターから15分で着くのは有り難いです。地道を1時間くらい走らないと目的地に着かないことが多々ありますから。ゴンドラに15分ほど乗って山頂駅へ。もう1,780mの標高です。そうなんです!ゴンドラの力を借りて、高い山へ行けば涼しいのであ〜る。
入笠山は「天空の花園」と言われるほどに高山植物の宝庫です。6月にはスズランが見られるとのことです。夏場の入笠湿原には群生のエゾリンドウが満開でした。

入笠山登山口は鹿避けフェンスがありまして出入りします。ここは鹿に植物が食い荒らされる前に対策をしたのか、目に見えての被害に遭ってないようです。その点日光は対策が遅れたのでしょう、丸裸の地域があります。それを目にしたときはショックでした。
登山のスタートは花畑をジグザグに。これは見晴らしがよく花々を愛でながら上がっていきます。


そして登山道へ。

しばらく進みますと岩場コースと岩場迂回コースに分かれます。到着点は入笠山山頂。今回は比較的に楽なコースなので敢えて岩場コースを選択。20分位なので大丈夫、行けるでしょう。

頂上手前で、黒富士。静岡側より山梨側の富士山はスマートな感じがしますね。








頂上に到着。割合登山者の多い山です。赤石山脈南アルプス)の最北部にある山で1,955m。ゴンドラを降りて花々を眺めながらのトレッキングでしたから1時間15分掛かりましたね。マジで登れば1時間足らずで登頂できるようです。ゴンドラ山頂駅から標高差200m足らずですので、まぁ楽勝。標高2,000mともなれば、太陽は燦々と照っておりますが、湿気はなく風はひんやり涼しい。これなのだっ! 求めてきたものは。



八ヶ岳連峰。いつも北杜市からの頂上の連なりの八ヶ岳しか見られなく、裾野からの八ヶ岳に感動。裾野があったんだっ!。
(はい私、あんまり賢くないんです(汗))。




昼食をするにも森林限界を超えていますので日陰がありません。人も多いし果物と漬け物で済ませ、足を伸ばして大阿原(おおあはら)湿原に向かいます。


大阿原湿原。「テイ沢の源流にある本州最南端の高層湿原で、広さは約12ha。3億年前に形成され湿原から草原へと移行しつつある老年期の湿原」だそうです。


整備された木道で苔生す森を歩くのは気持ちがいいです。1週約2k。30分ほどです。







帰りは林道を下ってマナスル山荘で遅めの昼食。この山荘はビーフシチューが一押しとのこと。確かに売りだけあって、その辺の洋食屋さんより余程美味しいです。水出しアイスコーヒーもよかとでした。休憩を入れて5時間位のトレッキング。
近くの立寄湯で汗を流してビール。帰りの中央道は30kの大渋滞でした。談合坂のサービスエリアで夕食を済ませ家に着いたのは23時を回っていました。