ザ・きょんスズ30 

f:id:nikkokisuge:20191126133620j:plain:left 柳家喬太郎柳家さん喬師匠に弟子入りして30年。その節目の年に因んで30公演の落語会を開催。本人曰く、「芸歴50年、60年が当たり前の落語会では、30年なんてのはまだまだヒヨッコ、たかが30年でしかありません。今回の30公演は、祝30年!という会ではなく、喬太郎が31年目を踏み出すための落語会です。」というご挨拶。大好きなスズナリで喋りたかったとのこと。








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行ったのは11/22(金)。19:00開演。会場のザ・スズナリは初めてです。下北沢は小劇場のメッカ。でも私は縁がなく本多劇場にやはり落語(志の輔)で1回行ったきりです。地の利はなく生憎の冷たい雨の夜でしたので車で行きました。劇場のすぐ横に駐車場がありましたので、楽させてもらいました。
劇場は写真右手の階段を上がって2階。この雰囲気からして、ザ・シモキタって感じでしょ。1階の奥は小さな飲み屋が数件。帰りに寄りたくなりますね。「今日の演目(舞台)はさぁ~」とか酒に酔いながら語り合う、うん青春だ! でも車だから眺めるだけ。

この日のゲストは紙切の林家正楽師匠。一度この紙切をいただいて帰りたいと思いますが、お題を出す勇気がないです。柳家喬太郎のマクラも面白い噺家として有名でして、マクラ自体で一つの芸に達しているとの評価も得ています。
さて、演目は「純情日記横浜編」。大学生の頃落研に所属していてその当時創った落語です。若者の切ない失恋話が江戸時代、現代を行ったり来たり、場面がふっと変わって話を繋いでいきます。
現代の青年のデートは横浜。初デートで緊張しながら関内駅で待ち合わせし、横浜公園横浜スタジアムと始まって横浜地方裁判所→開港記念館→→・・・・→→神奈川県庁→横浜税関→・・・→山下公園、中華街で食事。官庁街を歩いただけじゃんと先輩にからかわれます。
ほう、私もたどって歩いてみようかしらと思ったけれど、、、すぐ撤回。

最終日の30日はゲストに師匠の柳家さん喬を迎えて締めくくります。きっと盛り上がることでしょうね。