ラグビーリーグワン第6節 1/27

 23-24のリーグワンは去年の12月から始まり第6節からカンファレンスA・Bの交流戦が始まりました。駒沢競技場でリコーブラックラムズ東京(BR東京)とクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)の試合を観戦しました。S東京ベイは去年の王者ですが、怪我人続出でスタートから負けが込みここまで2勝3敗と苦しい展開。BR東京といえば1勝4敗と、今年は敗者復活戦入りになってしまうのではないかともっと苦しい展開。



レフリーから注意を受けることなく販促を受けることなく両チームともスクラムは良く組んでいました。先制したのはBR東京。ついでS東京ベイもトライを決め5-5。BR東京もトライを決め10-5でリードして前半終了。両チームともコンバージョンキックは失敗。SO/FB BR東京の新人FB中楠選手はどうした? 今日の試合は出ていません。ここ数試合出場してキックはほとんど決めていたのに…

後半のしばらくは膠着状態が続きましたが、30分頃S東京ベイの根塚選手がトライを決めコンバージョンも決まって10-12と逆転されました。更にペナルティキックをS東京ベイのゲラード ・ファンデンヒーファーに決められ10-15。しかし5点差なら残り6分チャンスはあると思っていたら、終了間際BR東京はS東京ベイゴールラインに攻め入り、S東京ベイのイエローカードの反則によりペナルティトライが認められ17-15と逆転。BR東京はリスタート後ボールキープで逃げ切りを図ります。このままホーンが鳴るのを待つだけ…それも5秒守るだけ…のはずだった、がしかし、S東京ベイはブレイクダウンで猛然とファイトし、ホーンが鳴るなかペナルティを獲得する。そして、ファンデンヒーファーがPGを決め17-18と劇的な逆転!!
あぁ、BR東京は惜しいことをしました。しかし、今日の試合を観ていますとそんなに悲観することはないと思いました。S東京ベイもやはり下位のチームに敗けていては今年の未来はない。26歳のSO岸岡智樹選手はなかなか出番がありませんでしたが、バーナード・フォーリーが怪我の為、出るようになりました。出番がないのが惜しいくらいの選手です。キックが上手いのです。BR東京に来ませんかと誘いたくなる(笑。

 今季は世界から有名選手が日本に来ています。スーパースターのパフォーマンスを観られるのは楽しいことです。しかしその分日本選手に出場のチャンスが減っていることは事実です。日本ラグビー界に+にも-にもなっていると懸念されますが、スーパースターの技術を学び磨き上げていってくれることと信じています。