2018年9月の俳句

逆上がり苦手でありて秋茄子 (さかあがりにがてでありてあきなすび)

曲がり茄子を見ていて小学生の自分を思い起こします。全く逆上がりが出来ませんでした。季語:秋茄子(あきなす、あきなすび)


残照の端にはみ出る鶏頭花 (ざんしょうのはしにはみでるけいとうか)

近くの家の庭に咲く鶏頭。それは見事な大きさ、色艶。西日の傾げでだんだん当たらなくなっていきました。残照は本当は夕焼けにしたかったのですが、夕焼けは夏の季語。季重なりになるので。季語:鶏頭花


父と子の黙してジャズの夜長かな (ちちとこのもくしてじゃずのよながかな)

男同士、酒酌み交わす夜もありますが、ジャズに聴き入る夜もあって。季語:夜長



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零余子飯塩ひとつまみの旨さかな
(むかごめししおひとつまみのうまさかな)

零余子はヤマノイモの蔓になる肉芽です。もっちりほっこりして美味しい。

炊く時に塩を忘れてはいけませんね。季語:零余子飯



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日や風を透かし透かして虫鬼灯
(ひやかぜをすかしすかしてむしほおづき)

虫などに食われてレース状になった鬼灯の袋。赤い実が見えてこれまた風情がありますね。季語:虫鬼灯

入れ墨(タトゥー)のこと

日に日に海外からの観光客が増え。また来年ラグビーW杯を迎えるにあたって「入れ墨」をどう受け入れるか問題になっています。海外と日本では入れ墨(タトゥ)に対する認識、それはつまり文化の違いであって難しい問題ですね。
日本の温泉の入浴を楽しみに日本に旅行しに来たのに、タトゥをしていたため入浴を断られガックリの海外旅行者も多いと聞きます。それで日本各地の温泉地では個別に対応して入浴許可しているところもあるようです。

そもそも外国ではタトゥは装飾文化ですね。日本は南の先端諸島やアイヌ民族は入れ墨をしていました。そこまでは民族の文化であってなんの問題もなかったと思うのです。世は移り衣服を着ていると仕事の妨げになる鳶や飛脚の間で、かといって裸は恥ずかしいからと衣服を着ているように入れ墨をしたいうことですよ。なので入れ墨って背中だけではなく、胸側にも着物を羽織っているように(今で言うボレロのように)彫っていますもんね。
そこまでは良かったんだけれど、それが侠客へと浸透し、やがて侠客のものになってしまった。それで数世紀来ているわけですから日本人の感覚としては入れ墨(タトゥ)を嫌うようになったのは仕方がないですね。
以前立ち寄り湯で背中上半身総入れ墨の女性を見ました。きっと受付では腕や指でない限りスルーされたんでしょう。そりゃ見事な入れ墨でしたが(笑)、やはり異様でした。ゆっくり湯に浸かる気分ではなく皆さん見ないふりして早々に上がりました。

海外では日本の入れ墨文化を最近は理解していただいているようで、世界ラグビー協会も入れ墨を隠すようにと通達があったようです。どこまで浸透するか疑問ではありますが。日本人はラグビーやサッカー、その他のスポーツ選手のタトゥを見慣れてきているせいもあるからか、外国人とはタトゥ文化が違うと理解できるので、年々外国人のタトゥは許している気がします、私の場合。しかし外国人はいいけど日本人はイヤ!という勝手な意識はあります。ちょっとそんじょそこらで解決する問題ではないですね。

夕顔 開花

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大体において夕顔は真夏にはあまり咲かず秋に入りますと咲き始めます。今年の夏はあまりもの暑さに蕾を付けても開花せず落ちるとか、膨らみかけてそのままとか開花までは全く至りませんでしたが、ようやく涼しくなって大きく咲いてくれました。とても嬉しい。
この夕顔は7月の入谷の朝顔市で求めてきたもので行灯仕立て。大きい鉢に移し替え支柱を伸ばして育てています。それは夫が担当。私が下手に触ると叱られる。写真を移したくて鉢をぐるりとこちらに向けたら、やっぱ叱られた(フン!)

はてなブログですが、どうも写真サイズとかカテゴリーがうまく使えません。この夕顔も実物大(笑)かと思うほど大きくなり、またサイズを変更したりしてますが、、、、画像に関しては、はてなダイアリーの方が使いやすかったです。そのうち学習できるかな。

ラグビー 神戸製鋼コベルコスティーラーズが凄い

9/14金曜日の夜、秩父宮ではトップリーグ 神戸製鋼コベルコスティーラーズvs サントリーサンゴリアスの試合が行われました。8/31の開幕以後毎週秩父宮には観戦に行っておりますが、この試合はテレビ観戦。
雨にもかかわらず17,000を越す観客で超満員。国際試合並みの動員数です。皆さんの目的は一つ、今季より神戸製鋼に加入したダン・カーター見たさと言っても過言ではないでしょう(次男も仲間と行った)。


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ダン・カーターはNZオールブラックス伝説の10番と言われ、112capを持つ凄い選手なのです。2015イギリスW杯での記憶に残る方も多いでしょう。イギリスW杯のあとNZ代表は引退し、その後フランストップ14ラシン92とラグビー界史上最高額とされる年俸で契約した経歴の持ち主です。それでもサッカー界に比べると額は小さいかもしれませんが。
この試合でもカーターがボールを持つ度に、走る度に、倒される度に、大きな歓声が起こりました。ましてやトライ&キックを決めるでは、もう大きな波が起こるようでしたね。36:20で神鋼の勝ち。
去年の覇者サントリーサンゴリアスを破ったのですから、神鋼ファンはたまんないです。
負けたサントリーの監督は、『カーターについて問われると次のように答えた。「素晴らしい教科書が日本に来た。ラグビーをしている子供たちにも手本になる。日本ラグビーにとってプラスです」』。おう、大人のコメント。これでこそ一流の監督ですね。

カーターだけではなく、神鋼にはサンウルブズで活躍したLOの背高グラント・ハッティング、キック100%成功の小柄SOのヘイデン・パーカー、SHには今季よりサントリーより移籍したSHの日和佐 篤選手がいます。サントリーでは流にポジション奪われていましたからね。代表の座を目指して力を出してくれるでしょう。(私、SHでは日和佐選手が好きなんです)


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そしてSOの山中 亮平を忘れてはいけません。この日はFBで入っていました。バックスを頼める男です。野武士的な面構えが魅力です。ジャパン代表には招集されるけれど練習までで、いざ本番のメンバーにはなかなか入れません。普通ですと外されるとみんな落ち込むらしいですが、山中は飄々としているらしいです。大物!? それとも。。。


私の好み中心でして、他にもいい選手はいっぱいいると思います。今季は神戸製鋼コベルコスティーラーズサントリーパナソニックの双璧を崩すかもです。えっ、キヤノンは、東芝は? ぼちぼちでおます。
※写真は山中選手のツイッターより拝借。試合後カーター選手と。

どうですかねぇ~94

何を図々しいと思われるでしょうが、自分でもそう思うのでスミマセン。
うちには孫がいなくて所謂「おばあちゃん」と呼ばれることがありません。なのだからか「おばあちゃん」という単語には馴染みがない。ブログでも自分のことを「オバサン」と敢えて書いてきました。まぁ、婆さんよりオバサンと呼ばれたいという無駄な抵抗はありましたが(笑)。それと「オバサン」の方が私の場合オバタリアンの意味合いも深いもんで。「おばあちゃん」だと優しい感じになるような気がして。
そして朝のウオーキングの時に、保育園の幼子たちが列を作ってお散歩です。その列の一番うしろに付いてしばらく一緒に歩いたら男児が振り向いて「おばあちゃんも一緒」と。
いやいやこれで吹っ切れましたね。そうだ私は紛れもなくばあちゃんなんだ。
どうですかねぇ~、もうよそんちのお子さんから目からウロコを授かったんです。
あっ、でも、「ばあちゃん」と皆様からは呼ばれたくないんざますの。そこはヨロシク!!



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茄子の料理ですが、このSBの「蒸し茄子の香味だれ」は美味しいです。シソの香りと酸味が絶妙。SBさんいい仕事しています。

秋茄子のソテー

 

はてなダイアリー「nikkokisugeの日記」からはてなブログに移行してきました。タイトルもこの際「満足、不服 丸ごとキスゲのブログ」に変更しました。「不服丸ごと」は自分だけの不服で、人様の不服はよう受け付けませんので、悪しからず、ごめんあそばせ。

インポートには3時間ほどかかり、なんとかたどり着けましたが使い方にまだまだ要領を得てません。使いこなすにはちょっと時間が必要と思います。お見苦しい点、ご勘弁くださいませ。

 

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秋茄子のソテー

今年はかんかんと照りつけるお日様のおかげで、人は大変でしたが、野菜や果物はなかなか実りがよく甘さも増し、色艶も良いような気がします。俳句の兼題に「秋茄子」を出しましたので、せっせと眺め、料理し作句しています。

秋茄子のソテー(別に秋茄子でなくても、夏茄子でもいいのですが)、40年ほど前から我が家の茄子料理の定番です。

茄子は縦半分に切り油で両面を焼き、皿に取り出す。ベーコンは細く切り、バターを溶かしてカリカリするまで炒め、パン粉を入れる。パン粉がこんがり色ついたら、塩コショウして(ベーコンは塩気があるので少なめに)、並んだ茄子の上にのせる。パセリのみじん切りを散らして、さぁ召し上がれ。洋風な茄子料理、パン粉が決め手に思います。香ばしくていい感じ。お肉料理に添える一品にいかがでしょうか。

8/31 ラグビー トップリーグ2018−2019開幕

8/31の夜より今シーズンのトップリーグが開幕しました。来年のW杯に向けて個々の選手はパフォーマンスを全力で出して活躍してもらいたいと思います。
それでトップリーグもスケジュールン調整が有り、今シーズンは期間が短くなります。
我がキヤノンの初戦は秩父宮東芝と対戦。19:30キックオフなので、仕事帰りの観客が多かったです。お嫁ちゃんの東芝と両方応援しなくちゃ。これは忙しい。が、しかし、やはりなんとはなしに座る席はキヤノン側。



残念ながらキヤノンのカーク選手は本日はメンバーに入っておりません。でも、釜石鵜住居復興スタジアムの記念Tシャツにサインをしてもらいました。赤字のQ・・・のサインです。黒字はヤマハの堀江選手(釜石で書いてもらった)。カークはTシャツを見て「Oh,カマイシね」と言っておりました。キヤノンは10月に鵜住居復興スタジアムで試合をします。それにしてもド派手なTシャツでしょ(笑)。大漁旗をイメージしています。なんのてらいもなく家から来て(訂正:着て)いきました。  うん? それがなにか…

東芝相手ではキヤノンの勝利は無理かと思っておりましたが、新HCのもと激戦の末、26:20でキヤノンが勝ちました。過去5回も優勝している東芝に競り勝ったことは幸先良いスタートとなりました。今シーズンは期待大です。お嫁ちゃん、ごめんね。しかしやはり、東芝のリーチマイケルは強いですねぇ〜。

田村優の劇的なドロップゴール。そして2シーズンぶりに復帰したフッカーの庭井がキックチャージで東芝のドロップゴールを拒み、その楕円球を追いドタスコ懸命に走る姿はちょっと感動!
youtube で御覧ください。