正チャン帽

f:id:nikkokisuge:20190115135404j:plain:left我が家ではこの冬のブームは正チャン帽。あの毛玉の帽子でてっぺんにボンボンが付いた帽子です。名前の由来は『正チヤンの冒険』という漫画で主人公の少年がかぶっていたことからだそうです。大正時代にアサヒグラフ朝日新聞などで連載された4コマ漫画( 画/東風人(樺島勝一)と作/織田小星(織田信恒))とのこと。
子供のみならず老若男女の永遠の帽子でありますね。ラジオの投稿で「うちの田舎では(北国)、じいちゃんもばあちゃんも家でも毛糸の帽子をかぶっています」とありました。いいですねぇ~。家の中では深くかぶらないでちょこんと頭の上にのせていこたつにみかんの図、絵になりますね。そんなじいちゃん、可愛らしいです。
そんなのいいないいなで、我が家でも夫は四六時中ではありませんが、ベランダの植木の水やりや家の片付けには正チャン帽をかぶっています。気に入っているようです。
毛糸帽でもボンボンが付いているといないとでは大きく違います。やっぱり付いていると可愛い!!

どうですかねぇ~99

[f:id:nikkokisuge:20190111144204j:plain:left最近の若い男子はおしなべて小奇麗でありますねぇ~。スキージャンプの小林陵侑くんもサッパリ系美男子です。葛西さん、船木さんの若い頃に比べても、失礼ながらう~んと小奇麗です(悪気はありません、お許しを)。サッカーの南野拓実中島翔哉、堂安律 などなど小奇麗です。ラグビーは、、、、まぁ数人はいます。
なんですかねぇ~、皆さん洋服のセンスもよく、おしゃれが上手になってきているからか。街の中でも若い男子はすっーとしてて見ていて気持ちいいです。
そんな話を美容師の若い男子に話したら、「いやいや小奇麗なのは都会だけですよ。うちの地元(田舎)ではみんなキタナイですよぉ~」と言ってました。
どうですかねぇ~。そんなもんですかねぇ~。ファッションの情報も昔に比べたら地方格差は無いように思いますが。

こうなったらおじちゃまも頑張ってもらわなくては。ダンディなオジサマも見かけますものね。
不思議でしょうがないのが、俳優の船越英一郎さん、NHKの「ごごナマ」でMCをしていますが、そのMCは問題ないのですが、何故にジャケットの袖口を折っているの?! その着方、もう古くないですか! そんな人もういませんて。あれだけは止めてほしい。あれってシャツの衿を立てているぐらいに今どき古くて恥ずかしいと思うのですが、どうですかねぇ~。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」

クイーンの歌冬青空の深きより

f:id:nikkokisuge:20190108132834j:plain:leftむーちょさんのブログ記事を読んで、行きたい行きたいと思いつつ、年末は風邪を引いてグズグズし、5日の土曜日やっと行けました。やはり音楽映画はテレビで間に合わせるなんてケチなこと言ってはいけません(笑)。むーちょさんお薦めの映画館IMAXで聴けるTOHO日比谷に気合いを入れて行きました。
う~ん終わってしばらく動けませんでしたよ。QUEENのバンドの物語というよりフレディ・マーキュリーの伝記です。

私の音楽の歴史というと大げさですが、ビートルズから10年位抜けるんですね。結婚~子育ての時期で音楽に接する時間を持てなかったからか。QUEENもボーカルのフレディ・マーキュリーがゲイでエイズで亡くなったという知識ぐらいしかなく、その後ラジオ等でQUEENを耳にして、その存在に改めて気付かされるというものでした。
ましてやこの映画を観るまではフレディ・マーキュリーの育った境遇・その生い立ちを知るまでは至りませんでした。そして70年代当時のイギリスでの中央アジアからの移民に対する差別意識が強く、インド系のフレディもまた「パキ」と呼ばれ蔑まされていたのでした。そのような出自と出っ歯という風貌も加わって結構劣等感の塊でしたね。

最初の奥さんで別れたあともパートナーとなったメアリー・オースティンとの関係も描かれており、彼女への愛は永久に変わることなく、フレディのはちゃめちゃな部分と彼女への純粋な部分が交錯するところも見どころでした。

なんと言っても最後のライヴ・エイドのシーンは圧巻でした。まるでライブ会場でQUEENを聴いているようにその世界に入っていけました。やっぱりIMAXはすごいのです。

音楽映画では「私は、マリア・カラス」とレディ・ガガの「アリー/スター誕生」も観たい。まだまだ「ボエミアン・ラプソディ」の余韻が大なので、少し冷めてからにしようと思っています。

初スノーシューハイキング

31日より二泊三日 奥日光湯元に滞在し、スノーシューハイキングに初挑戦! なんせスノーシューは履いたこともないのでガイドさんに付いてもらってまずは履き方から教えてもらいました。ご紹介する写真はすべてガイドさんが撮影してくれたものです。

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ガイドさんを先頭に二番手・三番手が夫と次男が入れ替わり、最後に私。ガイドさんの踏み跡を男どもだ更に踏こなし、女王陛下の私が「大儀であるぞ」と男どもを労い、楽々進むのでございます。アッハ。



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水を通すホースの破れから吹き出た水が氷となりオブジェに。氷は青いのだ。



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動物の足跡です。足跡から推測される動物を教えてもらったけれど、、忘れた。キツネ(モデル歩きで足跡は一直線)やテン、リスなどです。左の縦の写真は木に登ったかと思えば、近づいて下を見れば足跡が続いていたので木登りはしなかったようです。右の上は胴体が地について雪が削られているので短足の比較的重めの動物のようです。体重の軽いリスなどですと雪の上に足跡しか残らないようです。
なんにしても熊の足跡がなくてよかった。


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次男は童心に帰って大いに楽しんでいました。この雪の原を好きに動き回って良いとガイドさんに言われて、スノーシューで走ってみたり、ズボッと入る深い道に進んでみたり。


それでみんなでバァ~ンと倒れてみたりしました。
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サラサラの雪で倒れても体にビショッと付きません。払えばさらさら。ソリをしたりでガイドさんのおかげで大いに楽しませてもらいました。
午前はスノーシューで遊び、午後からは私は風邪気味なので休息し、夫と次男はガイドさんに小田代原のハイキングに連れて行ってもらいました。


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白樺の貴婦人は冬は冬の姿を見せ、美しかったようです。次男は「貴婦人」とはなんの事かさっぱり分からず、木を見てこのことかと理解したようです。雪女の幻影に出会えると思ったか、はたまた地酒の名のことで一杯いただけると思ったか。。。
しかし、その美しさに納得したようです。

今年最後の笑い納

24の祝日、埼玉 彩の国スキップシティ映像ホールでの「古今亭菊之丞古今亭文菊 兄弟会」に行って来ました。しかし、遠いですねぇ~スキップシティ。大きな施設ですけどアクセスが殊の外悪いです。来場者を県内しか想定していないような。他所から来んでいい的な。埼玉も車社会なんでしょう。駐車場は充実してますが、西川口駅からのアクセスが悪いんですよ。バスもよくわからんし。。。まぁ、苦情はこれくらいにして。文菊さんが生で聴きたかったんですよ。女性の仕草が色っぽいです。品が良いです。


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映像ホールだけあって、最初のプログラムもスクリーンに、そして最後の演目もスクリーンです。



f:id:nikkokisuge:20181227105933j:plain:left 真打ち 古今亭菊之丞さん。文菊さんの兄弟子です。明快でテンポの良い話しぶりがいいです。相撲好きでいらっしゃるのか両国国技館では必ず一日は観戦していらっしゃいます。テレビで見かけます。
枕では平成最後にふれ皇太子殿下の話になり、あの殿下は真面目ですが案外シャレが好きで、料理をしているときにおつきの人が「殿下替わりましょうか」と言ったら「こうたいしてんか」とお答えになったとか。









f:id:nikkokisuge:20181227111228j:plain:left 真打ち 古今亭文菊さん。舞台への出方に特徴があります。腰を低くしてそっと音も立てずにという感じです。枕では、「いいんですよ、眠くなったら寝ていただいて。落語に枕はつきものですから」。みんな大笑い。かくいう私も前座のまめ菊さんのときはちょっとだけですが眠りました(汗)
最後の「芝浜」がとても良かったです。「芝浜」はおかみさんの内助の功を讃える噺なので、そのおかみさんを文菊さんは優しく上品に演じます。今日で「芝浜」が好きになりました。立川談志も「芝浜」を得意としていたようですが、聴いた時あんまりピンとこなかったのですが、文菊さんの「芝浜」が心に響きました。涙が出そうでした。


今年最後の笑い納め。今まで生で聴いたことなかった噺家さんとの機会を大いに楽しませてもらいました。笑い納めに相応しいかったと嬉しい限りです。

2018年12月の俳句

冬の滝山の背骨となりしかな  (ふゆのたき やまのせぼねと なりしかな)

まっすぐと一筋に落ちる滝。冬にはそれが背骨のように見えます。季語:冬


環七も静かに暮れて冬の雨  (かんななも しずかにくれて ふゆのあめ)

交通量の多い環七が静かなんて想像できませんが、あったんですよ。暗くなりかける夕刻、その日は車も少なくて細かに降る雨が雑音を消して。ちょっとロマンでした。季語:冬の雨。 寒い中細かに降る雨の裏寂しい感じをいいます。
※環七とは東京都道318号環状七号線の通称


湯冷めする女の髪の長さかな  (ゆざめする おんなのかみの ながさかな)

私はショートなので洗髪してもすぐ乾きますが、背中までのロングの人がタオルで先ず水分を取り、ドライヤーで乾かしているのを見ると大変だなぁ~と思います。頭の肌から風邪引かない? 季語:湯冷め


冬ぬくし豆大福のこんもりと (ふゆぬくし しおだいふくの こんもりと)

いちご大福はどうも苦手というか食べたことありません。あんこにいちごはあり得ないと思う、古い人間です。丸々した大福、ほうじ茶でいただきましょう。 季語:冬暖か・冬ぬくし


f:id:nikkokisuge:20181218151427j:plain:left  炉火熾リ白玉少しづつほぐれ
(ろびおこり しらたますこし づつほぐれ)

白い椿を「白玉」といいます。椿は冬を代表する茶花です。生けたときは蕾でもだんだん開いていきます。それも楽しみです。普通一つの花に葉は三枚が基本です。しかし12月の茶花はそれに限らずということです。なぜ? 分かりません(スミマセン) 季語:炉・炉火