こだわりというか自己満足なのかもしれないけれど、料理でこだわっていることがあります。
一つは筍。今が旬で毎年楽しみな時期です。皮付きから買い求め、ぬかと鷹の爪をいれてゆがきます。大きさにもよりますが、1時間半くらい茹でます。この時期には絶対既にゆがいてある筍は買いません。ゆがく手間は惜しみません。
一つはシメサバ。これもこだわっています。新鮮な鯖が手にはいると自家製のシメサバを作ります。最初白砂糖をいっぱいふりかかて鯖の水分を抜きます。塩の前の一手間を惜しみません。塩や酢にもあまり漬けすぎず上品な味に仕上げます。シメサバづくりに命かけてます（笑）。もともとがシメサバ好き、デパートで美味しそうなシメサバをみて、ああ美味しそうと思っても買いません。我慢します！自家製にこだわっているからです。
一つはちらし寿司。毎年おひな様に作ります。これもわが家の行事。年に一回のお目見えです。酢飯にかんぴょうや干しいたけの甘く煮たもの、穴子、人参をまぜます。上にエビや錦糸卵、海苔をちらし、菜の花を彩りに。ちらし寿司は年に一回しか作りませんので味は安定してませんが、大きなはずしは今の所ないですよ。でも、今年の錦糸卵はぐちゃぐちゃでした（涙）
最後にラザーニア。イタリア料理ですね。これは息子達にとって母の味だそうです（他にはなんもないと言ってます）。子供達が幼い頃、家庭画報にその作り方が載ってまして、そんなパスタ料理があるなんて知らなくて挑戦してみました。パスタも売って無くて麺づくりからです。ミートソースも作って、一日がかりの料理でしたよ。でも美味しいと評判で、今でも息子達が集まると作ります。でもさすがパスタは売られるようになったので買っています。ラザーニアをお家でつくる人も少ないかと私のこだわりです。
