東日本大震災1周年

昨日の3.11は家の中からで恐縮ながらテレビの式典中継に合わせて黙祷をさせていただきました。
1年前の驚愕の映像が思い出されました。津波原発の事故さえなければ阪神淡路大震災より被害は少なかったのかもしれません。返す返すも無念な思いです。
2・3日前にテレビでやっていた若い人たちの言葉が忘れられません。福島の南相馬市でしたか、立ち入り禁止の街ではないのですが、成人式に出席した若人達の今の思いを話していました。
原発は安全だと言っていたのに、、、、。被爆してもこの土地で生活し生きていくんだ。原爆で死んでも仕方ない。それでもこの街を出て行きたくない。と男子。
先輩が妊娠したんだけれど、被爆が心配だから堕ろすんだと言っている。と女子の言葉。
若い人たちにこんな辛い思いをさせているんですね。私たち大人の責任ですね。そう思うと涙が止まりませんでした。
将来が洋々と開けていなければいけない二十歳の子らに。未来への希望に満ちあふれていなければいけない二十歳の子らに。こんな覚悟をさせているんですね。
この言葉、政治家に届いて欲しい、東電に、原発保有している電力会社に届いて欲しい。
悲惨な事故を想定すると世界各国でも、特に海に囲まれた地震の多い国 日本には原発は向いていないんです。そんな気持ちをあらためてと強くしました。
先祖から受け継いだ美しい日本を、愛する我が国日本を後生に受け継いでいかなくてはいけない現世代の私たち、役目を果たしているのでしょうか、考えてしまいます。